内容説明
東日本大震災やコロナ禍を契機として、人は存続のために発想の転換が必要ではないか。生きる上で大切なものは、生活の質の向上であり、それを支える生涯学習であり、生涯運営計画である。そこで、ピーター・ドラッカーが説くように、自己管理や時間管理に心がけ、自律した市民が増えてゆくならば、持続可能な社会が築かれてゆくのではないか。そこで、ドラッカーの経営思想や教育思想を探り、それを反映している山崎豊子、池波正太郎、そして三浦綾子の作品と交わり、彼らの特質や共通点に親しんでゆくことは、生きてゆくうえで恵みになるに違いない。
目次
1章 ピーター・ドラッカーの教育論―生涯学習を求めて
2章 生涯学習を求めて―聖書よりピーター・ドラッカーまで
3章 非営利組織の運営と生涯運営計画
4章 山崎豊子とピーター・ドラッカー
5章 池波正太郎とピーター・ドラッカー
6章 三浦綾子とピーター・ドラッカー
感想・レビュー
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ピーター・ドラッカーの教育論―生涯学習を求めて:全体主義への抵抗 使命 諸分野の統合 知識労働者 自己管理 問う姿勢 病気 生涯学習を求めて―聖書よりピーター・ドラッカーまで:聖書 シュテトル 流浪 移民 イスラエル 非営利組織の運営と生涯運営計画:老いを活性化 人材育成 第二の人生 生涯運営計画 山崎豊子:経営と虚栄 優れた共同作業 優れたチーム 妻の自律 謝った経営の果て 池波正太郎:組織の効率的運営 変容への対応 存続を求めて 三浦綾子:原罪と赦し 生き方を問う 神の存在 教育 死に対して2021/04/12
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