ランダムハウス講談社文庫
クッキー交換会の隣人たち―お料理名人の事件簿〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 362p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784270103180
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

クリスマス目前のクッキー交換会。隣家で老女が絞殺され、良き隣人たちにも後ろめたい秘密があることが次々と明らかとなっていき!?

【あらすじ】
クリスマス目前。毎年恒例のクッキー交換会が開かれ、会は大盛況。しかし隣家の老女は足が悪く参加できない為、フィリスはクッキーを届けにいく事に。だがそこには老女の遺体が!容疑者として前科のある老女の孫が勾留されたが、フィリスは真犯人は別にいると睨み捜査を開始。クッキーのお裾分けを口実に聞き込みに回ると、良き隣人だと思っていた人々に思いもよらない秘密があった事を知る。

内容説明

クリスマス目前。テーブルには色とりどりの美味しそうなクリスマス・クッキーが並び、フィリスの開いたクッキー交換会は大盛況。ところが、おすそわけを持っていった隣家で、絞殺された老女を発見し、楽しい夜は一変。なぜ無害な老女が狙われた!?フィリスはクッキーのおすそわけを口実に、隣人たちの聞き込み捜査を開始。すると、良き隣人だと思っていた人々にも、暗い秘密や殺人の動機がみつかり…。シリーズ第3弾。

著者等紹介

ウォッシュバーン,リヴィア・J.[ウォッシュバーン,リヴィアJ.][Washburn,Livia J.]
小説を書き始めたのは1978年。ミステリー第1作Wild Nightで、アメリカ私立探偵作家クラブ賞およびアメリカン・ミステリ賞を受賞。このころから、夫ジェイムズ・リーズナーともども、執筆活動に専念。夫との共著では、アメリカ・ウェスタン作家協会によるSpur Awardにノミネートされる。家族は、夫と娘ふたり。テキサス州在住

赤尾秀子[アカオヒデコ]
津田塾大学数学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きつねこ

22
シリーズ三作目。またまた殺人事件に巻き込まれるフィリス。クリスマス前のクッキー交換会の日、お隣にクッキーを届けにいったフェリスは亡くなった隣人を発見、フィリス自身も襲われて。。今回はフィリスの捜査!の中で隣人たちの秘密がいろいろ露見。サムとのロマンスにも進展が!でも挿し絵をみた限りでは、具体的なロマンスの進展はちょっとそぐわないんだわな。この挿し絵だとコメディになっちゃうかな?2014/09/20

みみずく

20
お料理名人の事件簿。クリスマスに地域の人達とクッキー交換をするってジェーン(byジル・チャーチル)もやっていたなぁと思いながら読んだ。少し優等生タイプのフィリスについて行けなくなってきたかな。「真実が知りたいだけ」「私が真犯人を見つけなきゃ」と言い張って近隣に聞き周り、そこで知った秘密をサムに打ち明けてしまったり、大事なことは警察にギリギリまで内緒にしたり…「おせっかい」などと指摘されると本気で憤慨してる風なんだけど、その辺りの欠点を認めてくれないと読んでいて窮屈なんだけどなぁ。2016/04/11

ごへいもち

19
レギュラーのキャラが目立ってきて気に入らない人も。のんびり読むには良いはずだったんだけど2017/01/30

むらさきめがね

15
クリスマスシーズンにこんな因果な事件が起きてしまっても、それでもあなたは神を信じますか?焼きたてのクッキーのようにサクサク読めるわりに、掘り下げて行間を読むとあちこちに社会の深い闇が見え隠れする憎いシリーズです。2015/10/21

みとと50

10
今回犯人は予測の範囲内だった。最初っからちょっと怪しかったもんね。クッキーレシピとか美味しそう。コーラのハムってどうなんだろうって思いますが、ライバル同士が共闘する姿は好敵手ってかんじでいいですね。サムとちょっと仲良く慣れたのかな。イヴがきっと噛み付いてくるぞ!面白かった!時期的に丁度いいですね。 2012/12/03

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