内容説明
ディケンズが「シェヘラザード」と称えたギャスケルの小説を通して、ヴィクトリア朝社会の多種多様な問題を新たに照射する批評アンソロジー。それぞれの論考への理解を深めるために主要な人物と作品の梗概を付し、ギャスケル研究に必要な基礎知識に加えて、インターネット時代に即した最新の情報を提供する格好の手引書。
目次
ギャスケル夫人の生涯
ギャスケル研究100年の歩み
『メアリ・バートン』
『クランフォード』
『ルース』
『北と南』
『シャーロット・ブロンテの生涯』
『シルヴィアの恋人たち』
『従妹フィリス』
『妻たちと娘たち』
短篇小説(Angus Easson)
ギャスケル関連情報
著者等紹介
松岡光治[マツオカミツハル]
福岡県出身、マンチェスター大学大学院、現在名古屋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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