出版社内容情報
玄徳・関羽・張飛の三人は、義勇軍を結成し黄巾賊討伐に出陣する。初陣の大興山では数万の黄巾賊を一蹴、大戦果を収めた。義勇軍は青州城を救援し、さらに玄徳の幼少時代の師・盧植が指揮をとる広宗にむかった。盧植の頼みで出陣した玄徳は、火攻めの計で黄巾賊を打ち破る。玄徳はこの地で終生のライバル、曹操と運命の出会いを果たす。
目次：
初陣／青州城救援／火攻めの計／渡り鳥／鉄門峡の死闘
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カムイ
32
劉備、曹操と初対面永遠のライバルとなる、関羽、張飛の豪傑振りに黄巾軍は壊滅、どんだけ強いんだか!2020/05/29
えめらるど
23
登場人物、展開が多いのでマインドマップ形式のメモをとりながら読書中_φ(･_･ 張飛「官職がない人間は人間じゃないのか。私兵がどうしていけねえ。国のためにつくそうという気持ちは俺たちのほうがはるかに上だ」この熱い気持ちにグッとくる。張飛、わかるよ！その気持ち‼︎‼︎ 帝は若く、官は退廃している。 さぁ、3巻へ🐴 2021/09/24
まるほ
23
曹操、董卓が登場。▼正規軍ではない劉備の部隊に対する官軍の扱いの酷さに嘆く張飛。2021/04/24
gtn
22
農民の寄せ集めだが、心を一つにする有志。「乞食部隊」と揶揄されようとも、偉大な中心者とともに戦えば、必ず巨大な敵に勝つ。庶民ゆえに、官吏が見下すのは必然。だが、そんな輩は逆に見下されていることを知らない。2023/12/21
みゃーこ
18
劉備スゲ～。妖術使いにおびえる義勇兵の指揮をあげるために講じたあの部分、戦いは力だけではダメなんだな。劉備の頭角が現れてくる。義勇兵の下積み時代の屈辱に目的からぶれず直情型の張飛を宥め情熱を失わない。関羽「感情に負けるな、目的を思い出せ」と励ます「添加が乱れるのは官の乱れが原因」とは普遍の真実。2012/11/25
