出版社内容情報
独身時代を「第一の人生」、子育てと仕事をしている時期を「第二の人生」とすれば、僕はまさにいま、「第三の人生」を歩み出したところである。
これまで生きてきた人生の中で一番短くて、だけど、人生の総仕上げをすべき一番大事な期間でもある。「昔はよかった」とは言いたくない。「いまが最高!」と思って人生を終えることこそが、一人の人間として見事な“生涯現役” を貫くことなのだと思っている。
「ちびまる子ちゃん」の声を担当しているTARAKO さん推薦!
目次
第1章 炭鉱町の少年
第2章 都会で見つけた大きな“夢”
第3章 「キートン山田」の誕生
第4章 運命を変えた『ちびまる子ちゃん』
第5章 人生、何が起こるかわからない
第6章 第三の人生は、後半へ続く!
著者等紹介
キートン山田[キートンヤマダ]
俳優・声優・ナレーター。本名:山田俊司。1945年、北海道岩見沢市生まれ、北海道三笠市出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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(*'ω' *)@k_s
36
市立図書~誰もが知るちびまる子ちゃんのナレーターを務められていたキートン山田さんの半生を知ることができる自叙伝。養子として育った生い立ち、売れない声優だったころの時分、心中を覚悟した夜、「ちびまる子ちゃん」との出会い。あの柔らかで気の抜けたトーンの声の裏に、こんな人生の歩みをされていたなんて…なかなか壮絶です。印象的な言葉は“変わらないために変わり続ける“なんとなくわかる気がします。人生に目標を持ち、それに向かって挑戦し続ける。いくつになろうとも。とても素敵な人生です✨2022/06/22
てらさか
2
離婚歴があるとかうつ病を患っていたとか…など、プライベートなところまで踏み込んでいていいのかなと、エッセイなのにハラハラしました。代表作にめぐり合えてステキな役者生活だったのが伝わってきました。2022/07/12
雫
1
キートン山田さんはちびまる子ちゃんのナレーションの人のイメージ。第三の人生を謳歌するにあたってそれまでいろいろなことを乗り越えきたんだなぁと。面白い人だ。2022/04/09
必殺!パート仕事人
1
私にとっては山田俊二さんです。キートン山田になる間に、生まれ変わるような変動の人生があったのですね。2022/02/27
ハナさん*
0
世の中では『ちびまる子』などのナレーターとして有名な声優。私にとっては、改名前の山田俊司としての仕事の方が、印象的であるのだが。仕事を引退した後の人生を「第二の……」とすることは多いが、この方の数え方では「第三」である。75歳での引退は、10年前から決めていて、計画的に行ったことなのだとか。その予定を貫いたのはスゴイ。改名前の、全然名前を見かけなくなった時期に、そんなことが起きていたとは。バオバブへの移籍は、その時点では仕事の激減という困難をもたらしたが、結果的にはよかったのかもしれない。(コメ欄に続く)2023/09/03