出版社内容情報
毒蟲大好きな玲琳王妃に新たな災難が……?
まだ十五歳の李玲琳が、新興国である魁の若き王・楊鍠牙のもとに嫁いでいくらかの月日が過ぎた。相変わらずの高飛車かつ思考回路が理解不能な変わり者、そして周囲がドン引くほど蟲好きの蠱師(百の毒蟲を殺し合わせ、最後に残った猛毒の「蠱」を操る術師)として、夫の意向などものともせずに飄々と新婚生活を送っている玲琳だったが……。そんなある日、魁の王宮に激震が走る。国王の鍠牙が玲琳以外に側室をもつというのだ。というのも、宮廷内の実力者である姜大臣が「蠱師の力は母から子へと遺伝する」という噂を聞きつけ、玲琳から世継ぎの王子や姫が生まれることを危ぶんだためだった。
変わり者の最強王妃と、その才覚と美貌に反して案外苦労性の国王の、新婚生活の明日はどっちだ!?
内容説明
この世には“蠱毒”というものがある。毒蟲を殺し合わせて最後の一匹が猛毒の“蠱”となるのだ。それを操る術者のことを古来“蠱師”と呼ぶ。さて、斎帝国の皇女にして蠱師の李玲琳が、新興魁国の若き王・楊鍠牙のもとに嫁いでいくらかの月日が過ぎた。夫の困惑や周囲のドン引きをものともせず、玲琳は今日も大好きな蟲に囲まれ、蠱毒の研究に余念がない。ところが反王妃派の大臣が鍠牙に側室を持つよう迫り、王宮には不穏な空気が漂い始めて…。変わり者の最強王妃と、その才覚や美貌に反して苦労性の国王による、波瀾万丈な新婚生活の明日はどっちだ!?
著者等紹介
宮野美嘉[ミヤノミカ]
広島県出身。作家活動の傍ら生花店を営む。第五回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門ルルル賞を受賞し、2011年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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