12歳のキミに語る憲法―その秘めた「ちから」を見直そう

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784265802043
  • NDC分類 K323
  • Cコード C0232

出版社内容情報

明日の主権者として生きていく若者に、憲法のもつ力を伝え、自立した市民として、どう生きていくのかを8人の識者がが説く。

人間らしく生きることを保障する憲法を使いこなして主体的に生きる力を身につけ、民主主義の社会の一員として、何をすべきかの責任と役割を自覚し、憲法改正がなされたときに判断できる力をつけるために、憲法のことを知ってほしいという願いのもと企画された。選挙権をもったときに、今の憲法がどうなっているかわかならいという時代に生きる12歳に、各界で活躍する8人が「憲法とどう生きていったらいいか」「この平和を維持するために、どう自覚的であればいいか」を書き連ねる。福島みずほ氏と彼女が選んだ7人は以下の通り。雨宮処凛(反貧困ネットワーク副代表)、稲葉剛(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい代表理事)、森達也(作家・映画監督)、大谷恭子(障がい者制度改革推進医院・弁護士)、伊勢崎賢治(武装解除人・東京外国語大学大学院教授)、山内徳重(参議院議員・元読谷村村長)、斉藤貴男(ジャーナリスト)。なお、福島氏は憲法の総論を担当。

【著者紹介】
福島みずほ 1955年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。参院議員・社民党党首・弁護士。著書に『結婚と家族』、『あれも家族 これも家族』(以上、岩波書店)など多数。

内容説明

あなたの幸せは憲法にかかっている!?福島みずほと7人の憲法の授業。

目次

働く―この生きづらい社会で「働く」って、どういうこと?
「人が生きる」大切さ―食と職が守られていますか?
結婚と男女平等―女性の生きる道は整いつつあるけれど
言論の自由―もし、自由にモノがいえなくなったら
教育を受ける権利―だれもが学校に行って、勉強できる社会に
外国から見た平和憲法―外国人がうらやましがる憲法九条だけど
平和憲法のもつすごさ―基地のない平和で豊かな沖縄を目指して
戦争と格差社会―戦争の足音は近づいている
日本国憲法全文

著者等紹介

福島みずほ[フクシマミズホ]
1955年、宮崎県に生まれる。東京大学法学部卒業。弁護士(第二東京弁護士会)。社会民主党党首。2009年、民主党と連立政権を組み、内閣府特命担当大臣を務める。環境・人権・男女平等・平和・雇用の五本柱を中心テーマとし、DV防止法、児童虐待防止法、労働者派遣法の改正、脱原発と自然エネルギー促進法の実現に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

和草(にこぐさ)

9
12歳には程遠くなってしまったが憲法を知りたく借りました。内容は著者にもよるが、12歳で理解できるもの、できないものがあるように感じました。私は無知なので、このような本でもっと憲法を知りたい。2013/11/17

しゅんぺい(笑)

6
書いている人が、福島みずほ、森達也、雨宮処凛、伊勢崎賢治、斎藤貴男など、個人的にはそうそうたるメンバーです。 日本の憲法について、その内容、意義も解説もしてくれるし、一人一人のちょっとした疑問も書いてくれたりする。 さすが九条、三人の人が様々な視点から書いてくれていて、おもしろい。 やはり森達也さん、伊勢崎さんの文章がおもしろかった、かな。一二歳向きかどうかはわからんけど、憲法に興味を持ってもらうものとしては、かなりオススメやと思います。2012/01/20

Miki Shimizu

4
各界の有名人が12歳に憲法について語る本。具体的に、わかりやすく。福島みずほ、やるなー。2016/06/28

彩灯尋

3
身近な事柄から憲法に掛け合わせていくのでわかりやすかった。ざっくりと大まかに説明してくれているので、憲法とはなにかを大まかに知る分にはとても良い本だと思う。2015/08/25

ruka

2
アメリカの狙いはあったとしても、平和憲法は守っていかなきゃいけないね。2013/04/11

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