出版社内容情報
明日の主権者として生きていく若者に、憲法のもつ力を伝え、自立した市民として、どう生きていくのかを8人の識者がが説く。
人間らしく生きることを保障する憲法を使いこなして主体的に生きる力を身につけ、民主主義の社会の一員として、何をすべきかの責任と役割を自覚し、憲法改正がなされたときに判断できる力をつけるために、憲法のことを知ってほしいという願いのもと企画された。選挙権をもったときに、今の憲法がどうなっているかわかならいという時代に生きる12歳に、各界で活躍する8人が「憲法とどう生きていったらいいか」「この平和を維持するために、どう自覚的であればいいか」を書き連ねる。福島みずほ氏と彼女が選んだ7人は以下の通り。雨宮処凛(反貧困ネットワーク副代表)、稲葉剛(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい代表理事)、森達也(作家・映画監督)、大谷恭子(障がい者制度改革推進医院・弁護士)、伊勢崎賢治(武装解除人・東京外国語大学大学院教授)、山内徳重(参議院議員・元読谷村村長)、斉藤貴男(ジャーナリスト)。なお、福島氏は憲法の総論を担当。
【著者紹介】
福島みずほ 1955年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。参院議員・社民党党首・弁護士。著書に『結婚と家族』、『あれも家族 これも家族』(以上、岩波書店)など多数。
内容説明
あなたの幸せは憲法にかかっている!?福島みずほと7人の憲法の授業。
目次
働く―この生きづらい社会で「働く」って、どういうこと?
「人が生きる」大切さ―食と職が守られていますか?
結婚と男女平等―女性の生きる道は整いつつあるけれど
言論の自由―もし、自由にモノがいえなくなったら
教育を受ける権利―だれもが学校に行って、勉強できる社会に
外国から見た平和憲法―外国人がうらやましがる憲法九条だけど
平和憲法のもつすごさ―基地のない平和で豊かな沖縄を目指して
戦争と格差社会―戦争の足音は近づいている
日本国憲法全文
著者等紹介
福島みずほ[フクシマミズホ]
1955年、宮崎県に生まれる。東京大学法学部卒業。弁護士(第二東京弁護士会)。社会民主党党首。2009年、民主党と連立政権を組み、内閣府特命担当大臣を務める。環境・人権・男女平等・平和・雇用の五本柱を中心テーマとし、DV防止法、児童虐待防止法、労働者派遣法の改正、脱原発と自然エネルギー促進法の実現に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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和草(にこぐさ)
しゅんぺい(笑)
Miki Shimizu
彩灯尋
ruka