新版日本の伝統芸能はおもしろい
野村萬斎と狂言を観よう

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  • サイズ A4判/ページ数 55p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784265083749
  • NDC分類 K773
  • Cコード C8370

出版社内容情報

監修者が狂言の歴史、面や装束、型、舞台、演目をやさしく解説。型やワークショップもあるので、鑑賞だけでなく演じてみよう。

映画やテレビでも大活躍する狂言師・野村萬斎が狂言の歴史、面や装束、型、舞台、演目をやさしく解説。3歳から舞台を踏んでいる息子の裕基さんと一緒に型の練習をしてみよう。

【著者紹介】
【野村萬斎・監修】  1966年東京都生まれ。祖父の故六世野村万蔵及び人間国宝の父の野村万作に師事。重要無形文化財総合指定者。東京芸術大学卒業。1970年『靱猿』で初舞台を踏む。1994年萬斎を襲名。国内外で多数の狂言・能公演に参加、普及に貢献する一方、新しい演出の狂言や狂言ワークショップなどを積極的に行う。現代劇、映画、テレビドラマ、NHK『にほんごであそぼ』に出演など幅広く活躍。2002年より世田谷パブリックシアターの芸術監督に就任。芸術祭新人賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、朝日舞台芸術賞、紀伊國屋演劇賞等、受賞多数。2012年には芸術祭優秀賞受賞。著書に『萬斎でござる』(朝日新聞社)、『狂言サイボーグ』(日本経済新聞社)、『狂言三人三様 野村萬斎の巻』(岩波書店)、『What is 狂言?』(檜書店)、『MANSAI◎解体新書』(朝日新聞出版)、『野村萬斎写真集』(復刊ドットコム)。

内容説明

狂言の家に生まれた少年は、子どものころから厳しい稽古の毎日。つらくて逃げ出したいと思ったこともありましたが、狂言のすばらしさに気づいたころから、狂言を通して自己表現する魅力にとりつかれたのです。狂言の「型」は、言葉で語るよりもおしゃべり。見る人にとても多くのことを伝え、いろいろな世界を想像させてくれます。この「型」を手がかりに、狂言の世界を体験してみましょう。

目次

第1章 狂言には型がある
第2章 型で遊んでみよう
第3章 狂言の舞台 表と裏
第4章 狂言の歴史
第5章 イメージしてごらん、狂言の世界
第6章 萬斎先生に答えてほしい
第7章 狂言師・野村萬斎物語

著者等紹介

野村萬斎[ノムラマンサイ]
1966年東京都生まれ。狂言師。祖父の故六世野村万蔵及び父の野村万作(人間国宝)に師事。重要無形文化財総合指定者。東京芸術大学卒業。1970年『靱猿』で初舞台。1994年萬斎を襲名。国内外で多数の狂言・能公演に参加、普及に貢献する一方、現代劇、映画、テレビドラマ、NHK『にほんごであそぼ』への出演、古典の技法を駆使した作品の演出など幅広く活躍。1994年文化庁芸術家在外研修制度により渡英。2002年より世田谷パブリックシアター芸術監督。芸術祭新人賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、朝日舞台芸術賞、紀伊國屋演劇賞等、受賞多数。2012年には芸術祭優秀賞受賞

小野幸惠[オノサチエ]
1954年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経てフリー編集者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

88
野村萬斎ファンの私にとってはとても素晴らしい本です。内容は小中学生向けの狂言入門の本ですが、私もかなり知っているつもりでしたが勉強となる部分も多く楽しく読めました。また最後には萬斎自身の幼少時からの経験が書かれています。実際の彼の狂言を観たくなります。2017/12/23

あじ

51
(児童書)狂言の仕草や動き、声の出し方を「型」と呼ぶ。その一つ【キノコ】の型がとっても面白い。狂言に登場する人間ほどの大きさがある不思議なキノコ。山伏のボーロン、ボロンという呪文で動いたり止まったり。そのキノコの動きを、萬斎さんと息子さんが再現しています。首を傾ける二人の表情がツボ。この型はキノコだけにとどまらず、逃げ惑う人や船に揺られる様子にも応用されます。幾つか狂言のあらすじが紹介されているのですが、どれも鑑賞したくなる程に惹かれる。面や装束、萬斎さんの生い立ちまでトータルで読めた。児童書は侮れぬ。2015/09/28

どあら

17
図書館で借りて読了。狂言を観に行く前に、是非読んで欲しいてす。万作さんと萬斎さんの狂言で好きなのは、「二人袴」「棒縛」です。「靭猿」「釣狐」は、死ぬまでには観たいです(^^;2016/07/26

izw

15
「新版 日本の伝統芸能はおもしろい」シリーズ3冊目。このシリーズは本当におもしろい。この本を読んでいると実際の狂言が観たくなる。附子や蝸牛など内容を知っているものあるが、実際の狂言を観たことがない。そういえば、そう言えば、Eテレ「にほんごであそぼ」の「ややこしや」は萬斎がやっていた。こんど実際の舞台で狂言をじっくり観てみたいものだ。2015/06/09

たまきら

5
日本の古典芸能が大好きな我が家。「にほんごであそぼ」の萬斎さんのDVDが好きな娘。で、借りてみました。結果は…大うけ!現在狂言の笑い方に父娘ではまり、わっはははは!とやっちょります。2015/07/06

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