内容説明
「…なんで俺ばっかりこんな目に合うんだよ」思わず独り言を言った、そのときだ。ふと目の前に、タクシーが近づいてくるのに気づいた。累計80万部喜多川泰、渾身の感動作!報われない努力なんてない!
著者等紹介
喜多川泰[キタガワヤスシ]
1970年生まれ。愛媛県出身。2005年『賢者の書』(ディスカヴァー)にてデビュー。その後も意欲的に作品を発表。その活躍は国内にとどまらず、中国、韓国、台湾、ベトナムなどでも人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ehirano1
534
こ、これは・・・、心が動かされました。「運」について今までで一番腹落ちしました。まさかまさかの「運=ポイントカード」とはね。「運=あなたが他者にしてあげたことー相手からしてもらったこと」という方程式が成り立つとのこと。そして、上機嫌で入れさえすれば、運は少しづつではあるが貯まる、とのこと。これは頭で理解しようとするとダメで、ただ潜在意識にぶち込んでおくしかないと思いました。いや~凄かったわ。2023/12/09
ちくわ
466
もし子供の頃に読んでいても大して感動しなかったように思うが、今(40代)になって読むと様々な共感とともに心に突き刺さるモノが多かった。丁度、独立開業しようか悩んでいた時期でもあったので、勇気を貰えた作品だったように思う。自分もそうだが、是非40代のサラリーマンに読んで欲しいですね。2023/10/26
貴
307
最悪のことが起きても「自由に生きたい」きっと大丈夫と感じることができました。2022/07/19
ムーミン
293
上機嫌でいること、プラス思考。無駄な経験はない。子どもたちにも、保護者にも、伝えたいメッセージ満載。 2019/04/21
はにこ
287
初読みの作家さん。めちゃくちゃ好みでした。自分はついてないとは最近あまり思わなくなったけど、昔は他人を羨んだり妬むこともあった。あの時の自分に読ませてあげたい。そばや赤福が食べられることだけで幸せだった時代。それに比べて自分は何と恵まれていることか。今まで以上に今の私であることに感謝しながら、後世にプラスになる行き方をしていきたい。年末に良い本に出会えた。2022/12/27