出版社内容情報
雲、木、机の傷、窓から見える家、そこらじゅうに顔がある。
でも誰も気づいていない。
やがて顔はぼくだけを見るようになった。
学校でも家でも公園でも、顔はぼくだけを見てる。
となりそうしち(怪談えほんコンテスト大賞受賞作)と伊藤潤二が描き出す、叫びたくなる恐怖の世界。
内容説明
となりそうしち(怪談えほんコンテスト大賞受賞作)伊藤潤二が描き出す、さけびたくなる恐怖の世界。せかいにはいっぱいかおがあるそこらじゅうに、かおがあるでも、だれもきづいていない。
著者等紹介
となりそうしち[トナリソウシチ]
1991年7月生まれ。蟹座。新潟の病院生まれ。東京育ち。怪談えほんコンテストに応募した本作「こっちをみてる。」で大賞を受賞
伊藤潤二[イトウジュンジ]
1963年、岐阜県生まれ。歯科技工士として働きながら、『月刊ハロウィン』(朝日ソノラマ)の楳図賞に投稿。1986年、投稿作「富江」で佳作受賞。本作がデビュー作となる。その後、漫画家業に専念。世界で最も権威のある漫画賞のひとつである米国アイズナー賞にて、2019年に『伊藤潤二傑作集10巻 フランケンシュタイン』(英語版)が「最優秀コミカライズ作品賞」、2021年に『地獄星レミナ』が「最優秀アジア作品賞」、『伊藤潤二短編集BEST OF BEST』が「Best Writer/Artist部門」を同時受賞。さらに2022年に『伊藤潤二傑作集4死びとの恋わずらい』が「最優秀アジア作品賞」を受賞。絵本は本作がはじめてとなる
東雅夫[ヒガシマサオ]
1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。『幻想文学』と『幽』の編集長歴任。著書『遠野物語と怪談の時代』で、第64回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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