内容説明
西欧的ロゴスを問い直し,その乗り越えの方向を示すクリステヴァの記号論の集成.意味を多数化=無限化する身体のロゴス〈ポリローグ〉の聴取を通じて,危機の時代の知の態様をみつめ,否定性の新たな止揚に賭ける注目の論集。
目次
1 文学の政治性
2 過程にある主体
3 ひとつの自己同一性から別の自己同一性
4 ポリローグ
5 物質、意味、弁証法
6 述語機能と語る主体
7 言語学の倫理
8 リズム的制約と詩的言語
9 場所の名
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- 和書
- 翼果 - 歌集