出版社内容情報
貴夏の両親は博多の町の屋台のラーメン屋で生計をたてている。バイクの事故で腕をケガした父親を助けて店にでた貴夏は、きらいだった屋台が段々おもしろくなっていくだった。福岡名物の屋台を舞台に親子の愛情を描く物語。 小学生中学年から
内容説明
わたし、原田貴夏。両親は博多の町で夜だけお店を開く屋台のラーメン屋さん。「屋台が命」って感じではたらいている。屋台の名前は“きなっちゃん”。わたしも、きなっちゃんって呼ばれているから大迷惑なの。「なんで名前がいっしょなのよ!」。
著者等紹介
大塚菜生[オオツカナオ]
福岡県に生まれる。島根県立女子短大卒業。著書に『ぼくのわがまま電池』(岩崎書店/第13回福島正実記念SF童話賞大賞)などがある。日本児童文学者協会、創作集団プロミネンス会員
藤田ひおこ[フジタヒオコ]
香川県に生まれる。イラストレーター。日本児童出版美術家連盟会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。