出版社内容情報
情報技術の通史を一望し、コンピュータと近代の歴史、さらには人類の文明の変遷を重ね見る「俯瞰知」により情報社会の問題点に向き合い、未来をデザインする方法を探る。知の旅を巡る第1巻。
内容説明
情報技術の通史を一望し、コンピュータと近代の歴史、さらには人類の文明の変遷を重ね見る「俯瞰知」により情報社会の問題点に向き合い、未来をデザインする方法を探る。たった一人の個人塾からの発信。
目次
第1講 情報の時代はいかにして到来したのか
第2講 コンピュータの過去・現在・未来を10年単位で俯瞰する
第3講 コミュニケーション技術の進化を100年単位で俯瞰する
第4講 情報文明を1000年単位で歴史に位置づける
第5講 情報社会は本当に人を幸せにするのか
第6講 情報技術の発展と人類の未来を展望する
補講 そもそも情報とは何なのか―改めて考える
著者等紹介
原島博[ハラシマヒロシ]
東京大学名誉教授。2009年3月に東京大学を定年退職。東日本大震災直後の2011年6月から個人講演会として原島塾を毎月開催。本書はその講義録である。人と人の間のコミュニケーションを支える情報工学を専門として、知的通信や感性情報学、空間共有コミュニケーションの研究をおこなう。顔学にも関心を持ち、1995年には日本顔学会の設立にも関わった。夢は理系と文系、さらには科学と文化・芸術を融合した自分なりの新しい学問体系を構築することで、想いを同じくする研究者とともに学際的な「ダ・ヴィンチ科学」へ向けた活動を進めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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