イワサキ・ノンフィクション
ぼくは恐竜造形家―夢を仕事に

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  • サイズ A5判/ページ数 162p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784265042852
  • NDC分類 K507
  • Cコード C8395

内容説明

博物館などの恐竜の化石や骨格のそばにある、小さな恐竜復元模型を見たことはありませんか。おもちゃ屋さんでは、ビニール製の手あしが動く恐竜人形を見たことがあるでしょう。スーパーマーケットやコンビニエンスストアで売っている、お菓子のおまけの恐竜フィギュアは知っているでしょう。みなさんの家にも、ひとつやふたつはどこかにねむっているかもしれません。著者は、それら恐竜模型やフィギュアのもとになる原型をずっと作ってきました。そして、いまではそれを職業としています。

目次

第1章 おもろいやろ!ぼくの仕事(生態復元模型ってなに?;恐竜ってなにもの?;どんどん変わる恐竜;かっこいい恐竜をもとめて;恐竜の基本は、まず骨格;恐竜作りの原動力;父の助言;井のなかの蛙)
第2章 追いかけて追いかけた結果(モデラーデビュー;原型師デビュー;ぼくが考える「原型師」とは;恐竜観を変えた「ジュラシック・パーク」;空前の食玩ブーム)
第3章 ほんとうにやりたいことはなんやろ?(二足のわらじ;ぼくのプロジェクトX;監修するのもつらいこと;「恐竜造型家」の誕生;ぼくのたいせつな仕事;恐竜人生をつっ走れ!)
第4章 恐竜造形家になるには(恐竜模型に将来はあるのか?;これが荒木流・模型作りだ)
付録 骨から作るねんど模型

著者等紹介

荒木一成[アラキカズナリ]
1961年大阪府生まれ。恐竜造形家。幼いころから恐竜の魅力にはまり、中学生のときにはじめて紙粘土で恐竜を製作。以後、趣味で恐竜を作りつづけ、海洋堂の恐竜シリーズ、模型専門誌への連載などを経て、福井県立恐竜博物館ほか各地の自然史博物館の模型を手がける。そのほか、恐竜図鑑への作品協力など旺盛な活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます

5
お菓子のおまけから博物館に展示された大きなものまで、恐竜の生態復元模型を二十数年にわたり作り続けてきた著者の自伝。子どもと一緒に恐竜の食玩を集め、一時期、恐竜展に足繁く通った自分にとって、その生き生きとした恐竜模型の世界をつくりあげてきた苦労や楽しさが垣間見え、面白かった。想像でしか描けない恐竜の実像に、恐竜学の発展を踏まえながら迫っていく感じも興味深い。夢に向かって挑戦し続け、いまでは趣味を職業とするまでになった著者の姿はうらやましいが、それが後に続く人たちの希望になればと一恐竜ファンとして期待したい。2012/02/22

gachin

2
松村しのぶの出現で考え方がガラっと変わったって話が良かった/ 少しだけ高校生の徳川さんが登場する2021/05/19

いこまる

1
荒木さんカッコいいと思いました。すごい人です。こんな風には生きれないけど、ほんの少し真似をしてみたくなります。2012/06/02

まあやん

0
特に恐竜好きではないけれども、知人におもしろいよと薦められて読んでみた。おもしろかった。こんなに好きなものがあるなんてうらやましい。こんなに熱中できるものがあってしかもやり続けられる人は稀だろうけど、残り少ない人生、自分の本当にやりたいことをやらなきゃって思った。恐竜好きにはたまらないだろうし、そうでなくても生き方を学べる本だと思う。子どもたちに読んでもらいたい。2013/06/16

piro5

0
自分で作ったろ!から、海洋堂への作品持ち込み。鍼灸師との2足のわらじ。こういう人生もあるんやね。すばらしいよ!2018/10/20

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