出版社内容情報
渡米、ロンドンでの学究生活の後郷里和歌山で研究に没頭し、国内よりは海外で高い評価を得た南方熊楠の全体像を活写した大河評伝
内容説明
熊楠は和歌山の金物商・南方弥兵衛の次男として、慶応三年に生れた。日本一のエリート校であった大学予備門に入学したが、型破りの性格は大学になじまずに退学。以後、渡米、南米放浪、英国での学究生活ののち、郷里和歌山で独学研究に没頭した。奇行・博覧強記と背中合わせの孤独、その全体像を同郷の著者が描く大河長篇。
渡米、ロンドンでの学究生活の後郷里和歌山で研究に没頭し、国内よりは海外で高い評価を得た南方熊楠の全体像を活写した大河評伝
熊楠は和歌山の金物商・南方弥兵衛の次男として、慶応三年に生れた。日本一のエリート校であった大学予備門に入学したが、型破りの性格は大学になじまずに退学。以後、渡米、南米放浪、英国での学究生活ののち、郷里和歌山で独学研究に没頭した。奇行・博覧強記と背中合わせの孤独、その全体像を同郷の著者が描く大河長篇。