出版社内容情報
「花はだれのために」「ふねできたゾウ」「イヌならポチ」「石うすの歌」の4編を収録。 小学生低学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
57
壷井栄さんの牧歌的な4つの童話。どれも郷愁を誘うような、懐かしい家族の日常を描いたもの。読んだ後に優しい余韻を残します。表題作「石うすの歌」は教科書にも載ったことがあるので、ご存知の方もいるのでは。温かな家族に突然起こった悲劇を通して反戦を訴えた作品で、切ないラストに胸が締め付けられます。2023/11/27
サチ
0
最初は教科書で読んで、ずっと心に残っていたお話。壺井栄の話はどれも好き。心温まるのにどこか物悲しくて、でも悲しすぎない感じが、いい。だからこそいつまでも胸に残るような気がする。
みゆきちゃんが好きー
0
昔よんで好きだったけど、作品のできた背景を知ってもっと好きになった。2009/02/20
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