内容説明
わかって読むから読み通せる。だから納得!難解だと思っていた聖書が手に取るようにわかる。
目次
マタイの福音書(マタイによる福音書)
ヨハネの福音書(ヨハネによる福音書)
使徒の働き(使徒言行録、使徒行伝)
モーセ五書(創世記)
モーセ五書(出エジプト記)
モーセ五書(出エジプト記、レビ記)
モーセ五書(レビ記、民数記)
モーセ五書(民数記、申命記)
モーセ五書(申命記)
ヨシュア記〔ほか〕
著者等紹介
鈴木崇巨[スズキタカヒロ]
1942年生まれ。東京神学大学大学院(修士)、米国南部メソジスト大学(修士)、西部アメリカン・バプテスト神学大学(博士)。日本キリスト教団東舞鶴教会、田浦教会、銀座教会、頌栄教会、米国合同メソジスト教会、聖隷クリストファー大学などで47年間牧師として働き引退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井上裕紀男
25
国際政治を考える際に途切れ途切れで見ていた聖書、本書に助けられて少し理解できた箇所もあり、やはり読んで良かった。 最初は聖書内に繰り返される口伝箇所を別冊にすれば良かったのにと思いましたが、新約⇒旧約⇒新約への通読を鑑みた時、まとまって一冊になっている重要性に初めて気が付き反省。 かくの如き教えがありながら、何故戦争が続くのか、幾年月かけて編纂した人々に申し訳ない。 欲深い私には、収められた言行がまぶし過ぎます。 ※友人に借りている日本聖書協会の聖書と共に2021/06/18
♡kana*
13
一度ぐらい、読んでみようかとチャレンジしましたが、この本はガイドでした...2017/02/15
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
12
大変わかりやすかった。週の最初にこれを4ページ読んで概要を把握、そして聖書の対応する箇所を大体これだけの量を読みなさい、と指示してある。でもこれ、買わなきゃダメだ、手元に置いておかないとアンモナイト。2021/07/27
チェアー
12
新訳はともかく、旧約にはほとんど手をつけられていない。しかし、新訳を理解するためには旧約を読むことは必須と筆者は言う。私も同感。宗教について考えたり意見を述べたりするには、原典に触れておくことは最低限の条件だ。それすらもせず、あたかも分かったかのように現象面だけを捉えて話していても、身のある議論にならない。いつ聖書(特に旧約)にチャレンジしようか。考え中。2016/06/16
paluko
11
非常によくできている。しつこいほどに「あなたの読解力が弱いからではありません。あなたが理解できないような箇所は、だれもが理解できない箇所です」(p.40)のようなフォローや励ましの文言が現れ、聖書通読チャレンジャーがどのへんでダレるか、挫折しやすいか、著者が熟知しているのが伝わってくる。初心者向けかと思うと、何年も聖書に親しんでいるクリスチャンでも意外に見落としていそうなことがさらっと書いてあったり。何よりも新旧約聖書全体の構造がわかりやすく提示されているのが○。買おうかな。2019/10/01