内容説明
紀元1世紀のユダヤ教の思想や神学を背景に、激動の社会と文化の中を生きた使徒パウロを、新たな視点から読み解く。
目次
新約聖書とパウロの歴史的背景
パウロの生い立ちと教育
パリサイ派ユダヤ人・迫害者サウロ
パウロの回心と召命
回心後のパウロの足取り
アンテオケ教会とパウロ
第一次伝道旅行
ガラテヤ人への手紙の執筆
エルサレム会議
第二次伝道旅行
第三次伝道旅行
パウロの逮捕・ローマへ
ローマの獄中で
パウロの晩年
著者等紹介
岩上敬人[イワガミタカヒト]
1968年和歌山に生まれる。1990年関西学院大学・文学部英文科卒業。1994年イムマヌエル聖宣神学院卒業。1998年米国・アズベリー神学大学院卒業(神学修士M.Div.)。2004年英国・マンチェスター大学大学院卒業(哲学博士Ph.D.)。現在、イムマヌエル狭山キリスト教会牧師、イムマヌエル聖宣神学院教師、東京基督教大学講師、お茶の水聖書学院教師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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piece land
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使徒は12人。イエスにあっていないパウロがキリスト教を広めたという。使徒は活動していなかったのか。パウロは困難があっても異教徒のほうへ行ったから、戦況を広めることができた。でも、ユダヤ人ユダヤ教の人たちを、キリスト教に導いていた使徒たちは、もっともっと大変だったのではないか。使徒たちは学問もなく論理や議論で宣教することではなく。自分たちが出会ったイエスがどれほど素晴らしかったか、伝えたのだろうけれど・・・。ユダヤ教が置いてきぼりになってしまった今を、イエス様も悲しんでいるのではないかと思ってしまった。パウ2015/04/28
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