イラストレイテッド・クリニカルデンティストリー 〈3〉 咬合・咀嚼障害・顎口腔疾患

イラストレイテッド・クリニカルデンティストリー 〈3〉 咬合・咀嚼障害・顎口腔疾患

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  • サイズ A4変判/ページ数 191p/高さ 28cm
  • 商品コード 9784263406137
  • NDC分類 497
  • Cコード C3347

出版社内容情報

《内容》 歯科臨床の幅広い知識を整理して,基本に則った確かな技術を習得するために役立つシリーズ.第3巻は,咬合,咀嚼障害,顎口腔疾患を取り上げる.    

《目次》
I 咬合・咀嚼障害の基本的治療法……1
 1 ブリッジと部分床義歯の適応症(星合和基・田中貴信)……2
   1.ブリッジと部分床義歯の適応症の比較/2
   2.臨床診断に必要なもの/5
 2 ブリッジの支台歯形成(三浦宏之)……6
   1.準備するもの/6
   2.装着方向の決定/6
   3.形成の要点/6
   4.手順(術式)/8
   5.マージンの位置と形態/10
   6.平行測定/11
 3 ブリッジの印象採得と咬合採得(石橋寛二・古川良俊)……12
   1.個歯トレーを用いた精密印象法/12
   2.個歯トレーを用いない精密印象法/13
   3.トランスファーコーピングを用いた多数支台歯の印象法/14
   4.咬合採得材の種類と特徴/15
   5.咬頭嵌合位が明確な場合の咬合採得法/15
   6.咬頭嵌合位が不明確な場合の咬合採得法/16
   7.あらたに顎位を設定する場合の咬合採得法/16
 4 テンポラリーブリッジのつくり方(畑 好昭)……18
   1.口内法/18
   2.模型法/20
 5 ブリッジの適合チェック(試適・調整)(川和忠治・菅沼岳史)……22
   1.準備するもの/22
   2.臼歯部ブリッジ/22
   3.前歯部ブリッジ/26
 6 部分床義歯の設計の要点(野首孝祠・池邉一典)……28
   1.部分床義歯の必要条件/28
   2.部分床義歯設計の考え方/28
   3.支持機構の設定/28
   4.把持機構の設定/29
   5.維持機構の設定/29
   6.連結機構の設定/30
   7.咬合の設計/31
   8.精度の問題/31
 7 片側遊離端欠損症例に補綴処理を行う意義(河野正司・金田 恒)……32
   1.臨床の場で/32
   2.咀嚼の評価/33
   3.片側咀嚼/34
   4.片側遊離端欠損症例の場合/35
 8 部分床義歯の概形印象(出崎義規・中村好徳)……38
   1.口腔内診査/38
   2.印象用器具・材料/38
   3.トレーの調整/38
   4.印象材のトレーへの盛り方/40
   5.印象採得時の注意点/40
   6.印象材の撤去/41
   7.研究用模型/41
 9 部分床義歯の個人トレーのつくり方(石上友彦・月村直樹)……42
   1.利点/42
   2.準備するもの/42
   3.個人トレーの製作手順/42
 10 部分床義歯の印象採得(五十嵐順正)……48
   1.部分床義歯の印象の目的/48
   2.印象採得の前準備/48
   3.印象技法/50
 11 部分床義歯の咬合採得(清野和夫)……56
   1.Eichnerの分類/56
   2.咬合支持域がすべて,あるいは3つ存在し,模型で咬合関係を容易に再現できる場合/56
   3.咬合支持域が部分的に失われているもの,あるいは全部失われているが,前歯部の咬合接触が存在する場合/58
   4.咬合支持域がすべて失われ,残存歯に咬合接触がなく,患者固有の咬合を再現できない場合/60
 12 部分床義歯の適合チェック(井上 宏)……64
   1.メタルフレームの口腔内試適と適合チェック/64
   2.メタルフレームの適合チェックの方法/64
   3.メタルフレームの咬合チェック/64
   4.完成義歯床の適合チェック/65
   5.義歯のリコール時の適合チェック/66
 13 全部床義歯の概形印象(川良美佐雄)……68
   1.概形印象とは/68
   2.準備する器材/68
   3.アルジネート印象法/68
   4.モデリングコンパウンド印象法/71
   5.使用中の義歯を用いた印象法/74
   6.研究用模型の製作/74
 14 全部床義歯の個人トレーのつくり方(櫻井 薫)……76
   1.準備するもの/76
   2.手順・要点/76
 15 全部床義歯の印象採得(守川雅男)……84
   1.全部床義歯の印象領域/84
   2.準備するもの/84
   3.印象術式/84
 16 全部床義歯の咬合採得(前田芳信・十河基文)……92
   1.準備するもの/92
   2.咬合採得の手順と要点/92
   3.咬合採得の実際/93
 17 全部床義歯の仮床試適(三浦美文・川崎貴生)……98
   1.準備するもの/98
   2.仮床試適の手順/98
 18 全部床義歯の適合チェック(池田和博・平井敏博)106
   1.アンダーカット部および義歯床粘膜面の点検/106
   2.義歯の維持に関する点検/106
   3.義歯床粘膜面の適合に関する点検/106
   4.咬合関係の点検/108
   5.中心咬合位(人工歯による咬頭嵌合位)における義歯床粘膜面の適合状態の確認/109
   6.患者指導/110
   7.転帰/111
 19 義歯の修理(佐藤博信・松浦尚志)112
   1.不適切な義歯床粘膜面および床縁形態の修理/112
   2.床破折の修理/113
   3.クラスプの修理/114
   4.鉤歯の修理/115
   5.人工歯脱離や破折の修理/116
 20 義歯のリライニングとリベース(細井紀雄)118
   1.リライニングの方法/118
   2.部分床義歯のリライニング/119
   3.全部床義歯,オーバーデンチャーのリライニング/121
   4.リベース/123
   5.軟質裏層材によるリライニング/125
 21 顎関節症(覚道健治)126
   1.診断法/126
   2.顎関節症の診断基準/126
   3.顎関節症と鑑別を要する疾患/126
   4.症型分類の進め方/128
   5.各症型の臨床像/128
   6.治療の進め方の基本概念/133
   7.薬物療法における薬物の選択基準/133
   8.理学療法/134
   9.スプリント療法(スタビリゼーション型スプリント)/134
II 顎・口腔領域疾患の基本的治療法……137
 22 切開・縫合(植木輝一)138
   1.切開/138
   2.縫合/141
 23 抜歯の基本(西田紘一)146
   1.患者への説明/146
   2.体位と姿勢/146
   3.抜歯鉗子と抜歯挺子の持ち方/147
   4.術後の説明と術後経過/148
   5.抜歯治療の流れ/149
 24 上顎部の抜歯の基本術式(下郷和雄)150
   1.上顎前歯の抜歯/150
   2.上顎小臼歯の抜歯/150
   3.上顎大臼歯の抜歯/152
   付.抜歯後出血/152
 25 下顎部の抜歯の基本術式(西田絃一)154
   1.準備するもの/154
   2.術式の要点/154
   3.抜歯鉗子を用いる場合の術式/155
   4.抜歯挺子(エレベーター)を用いる場合の術式/156
 26 埋伏智歯の抜歯の基本術式(柿澤 卓)158
   1.準備するもの/158
   2.下顎埋伏智歯の抜歯/158
   3.上顎埋伏智歯の抜歯/162
 27 口腔内消炎手術(木下文夫)164
   1.問診/164
   2.診査/164
   3.検査/165
   4.麻酔/165
   5.試験穿刺/165
   6.準備するもの/165
   7.切開・ドレナージ/166
   8.後処置/168
   付1.口腔粘膜に腫瘍を発症する局所的原因疾患/169
   付2.注意をはらうべき全身的疾患/170
 28 頬・口唇・舌小帯整形手術(古郷幹彦)172
   1.上唇小帯の異常/172
   2.舌小帯の異常/175
   3.頬小帯の異常/176
   4.下唇小帯の異常/177
 29 歯槽骨整形術(福田仁一)178
   1.準備するもの/178
   2.術式/178
 30 抜歯窩再F爬術(岡野篤夫)182
   1.抜歯窩の正常な治癒経過/182
   2.抜歯後の治癒不全をきたすと考えられるおもな症状と原因/182
   3.準備する器具/184
   4.術式/184
文献……187
索引……189
ワンポイントアドバイス
    ブリッジの適用:前歯部での要件/2
    ブリッジの適用:臼歯部での要件/2
    ブリッジの選択を第一義的に!/5
    アドバイス/5
    曲面形態/6
    二面形成/6
    テーパー/8
    平行測定/11
    レジン個歯トレーのつくり方/12
    チェアーサイドでつくるブリッジ/18
    チェックバイト/20
    合着・接着/26
    前ろう着・後ろう着/27
    研究用模型の読み方/28
    支台歯の補綴前処置/28
    すれ違い咬合症例への対応/29
    クラスプの選択/30
    RPIクラスプ/31
    咀嚼能力の評価について/33
    咀嚼能力の評価について:新しい咀嚼試験法/34
    トレーサイズの選択/38
    トレー挿入時の注意点/40
    常温重合レジンの扱い方(筆積み法)/44
    ワイヤークラスプの維持力/46
    印象法の選択に困ったとき/48
    既製トレーの選択/49
    個人トレー法/50
    最近のシリコーン印象材/51
    オルタードキャスト法/53
    人工歯の選択/56
    メタルフレーム(metal frame)/64
    アドバイス/64
    市販されている床適合材/65
    アドバイス/66
    概形印象/68
    概形印象において気泡や欠落が生じやすい部位/69
    トレー辺縁が露出しやすい部位/70
    有歯顎印象/70
    印象圧/72
    モデリングコンパウンド印象/73
    研究用模型/74
    良い個人トレーとは/76
    床基礎面の印象方法(表現方法)/78
    床辺縁の印象方法(表現方法)/79
    床研磨面の印象方法(表現方法):フレンジテクニック/80
    各領域形成にもっとも適した印象法/84
    トレーの十分なエアー乾燥を!/85
    なぜ,トレーを回転させるようにして口腔へ挿入するの?/86
    注意!/86
    トレー辺縁の長さのチェックと調整を!/87
    注意!/87
    復習しよう! 後臼歯隆起の補綴的利用法は?/88
    注意!/89
    なぜだろう?/89
    知っておこう!/89
    注意!/90
    厳重注意!/90
    なぜ,遁路は辺縁形成前につけておいてはならないの?/91
    印象材の等量になぜ,それほどこだわる必要があるの?/91
    知っておこう!/91
    咬合採得の失敗の原因とその対策/92
    口唇周囲に緊張があると顎位が変位/93
    エステティックライン/94
    咬合床が浮き上がって適合/95
    上下顎咬合床に記入すべき標示線/95
    Hanauの公式/97
    パウンドライン/98
    顎舌骨筋線と人工歯/98
    下顎顎堤傾斜部/99
    コルベン状/100
    筋圧中立帯/102
    S.P.A.要素/102
    チェックバイト法/104
    パラトグラム/104
    義歯の構造と機能的役割/107
    適合試験材/107
    機械的感覚受容器/108
    プラーク層の除去/109
    義歯があたって痛いとき/112
    石膏を早く硬化させるためには/112
    修理しやすいコンビネーションクラスプ/113
    義歯が緩くて外れるときの応急処置/114
    メタルボンドのポーセレンが破折したとき/116
    義歯修理に欠かせない接着材料/117
    リライニング時の注意/120
    金属床義歯のリライニング/122
    顎関節症IIIb型の顎運動および内視鏡所見/132
    顎関節症IIIb型急性クローズドロック症例の進展/132
    切開の注意点/138
    縫合上の注意点/141
    抜歯鉗子・挺子の握り方と術者の立つ位置/147
    抜歯挺子(エレベーター)の滑脱防止/148
    正中過剰埋伏歯の抜歯/150
    抜歯を中止するとき/150
    抜歯鉗子による偶発損傷/154
    下顎骨の固定が十分に得られないとき/157
    使用器材について/158,159
    下歯槽神経麻痺が予想されるときの対応/160
    抗生物質の選択(1):種類をどうするか?/165
    抗生物質の選択(2):経口か点滴か?/165
    腫瘍との鑑別に注意/168
    上唇小帯の付着部変化/172
    歯間離開の手術/173
    舌小帯の手術/175
    ドライソケット/183

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