手技と細胞鑑別の完全攻略 実践的EUS‐FNAアトラス―細胞検査士と内視鏡医に贈る

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手技と細胞鑑別の完全攻略 実践的EUS‐FNAアトラス―細胞検査士と内視鏡医に贈る

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  • サイズ B5判/ページ数 144p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784263226872
  • NDC分類 492.19
  • Cコード C3047

出版社内容情報

最良のEUS-FNA(超音波内視鏡下穿刺吸引)を目指す1冊

●EUS-FNAを実施するうえで必要な知識・技術についてわかりやすく解説.
●内視鏡の操作,検体採取,検体処理,鑑別診断において,消化器内視鏡医,病理・細胞診専門医,細胞検査士のそれぞれの分野で実践的な内容を収載.
●EUS-FNAによる細胞診断の質の向上を目指すため,多数の症例写真を掲載.
●EUS-FNAに従事する医療職必携の一冊!

目次
序文
1章 EUS-FNA総論
 1.EUS-FNAの内視鏡的総論─内視鏡医の役割と責任─(中泉明彦)
  1 EUS-FNAの歴史
  2 膵癌診断におけるEUS-FNAと膵液細胞診の棲み分け
  3 内視鏡医は診療の指揮者である
  4 専門的知識と内視鏡技術・技能とその運用能力の必要性
  5 高度な医療によるリスクの増大とその対策
  6 他者への理解とチームワークの向上
  7 生涯学び続ける姿勢,研究活動と他者のオリジナリティの尊重
 2.EUS-FNAの細胞病理学的総論─病理医・細胞診専門医の立場から─(清水道生・永田耕治)
  1 対象病変,穿刺針
  2 rapid on-site evaluation(ROSE)
  3 病理医・細胞診専門医,細胞検査士の役割と責任
  4 細胞像,組織像を観察するうえでの注意点
  5 膵領域EUS-FNAC・EUS-FNABの報告様式とその細胞像・組織像
2章 EUSの適応,穿刺において内視鏡医,臨床医が知っておくべき事項
 (松本和也・淺田全範)
  1 EUS-FNAの適応・禁忌
  2 検査の進め方
   1)検査前準備(前処置,鎮静,使用機器準備)
   2)スコープ挿入
   3)EUS-FNA
   4)検体確認
  3 使用機器
   1)十二指腸鏡(コンベックス型内視鏡)
   2)穿刺針
   3)採取サンプル確認装置
  4 部位による穿刺の工夫
   1)膵臓
   2)消化管粘膜下腫瘍(SMT)
   3)リンパ節
   4)縦隔病変
  5 病理検査室との連携
   1)EUS-FNAの前に
   2)穿刺後の検体処理
   3)rapid on-site evaluation(ROSE)
   4)ROSEの後で
3章 実践的on-siteとROSE
 (稲山久美子・大久保文彦)
  1 on-site,ROSEとは
  2 EUS-FNA検査における正診率の向上のためのポイント
  3 ROSEの目的と利点,問題点
   1)ROSEにできること,求められていること
   2)ROSEの現状,問題点
  4 ROSEのおもな流れ
   1)標本作製
   2)迅速染色
   3)ROSEの前に知っておくべき正常・良性細胞
   4)迅速スクリーニングの手順,ポイントおよび判定方法
   5)検査の終了,再穿刺,限界
   6)結果判定報告(臨床との連携)
4章 EUS-FNA標本作製と実践的スクリーニング,判定方法
 (稲山久美子・大久保文彦)
  1 組織診標本作製と細胞診標本作製
   1)組織診標本作製
   2)細胞診標本作製
   3)標本作製のポイント
  2 実践的スクリーニング,判定方法
  3 症例アトラス
   膵臓穿刺
    膵管癌 /粘液を有する腫瘍 /IPMN由来の腫瘍 /自己免疫性膵炎(AIP) /過形成 /腫瘤形成性膵炎 /腫瘤形成性膵炎とPDAC症例の鑑別ポイント /膵神経内分泌腫瘍 /多発性内分泌腺腫(MEN)1 /腺房細胞癌(ACC) /腺・扁平上皮癌 /solid-pseudopapillary neoplasm(SPN) /パラガングリオーマ /退形成癌 /腎癌(RCC)膵転移例 /悪性リンパ腫
   縦隔
    縦隔リンパ節 /サルコイドーシス /結核症 /神経鞘腫 /転移性腫瘍
   腹腔内リンパ節
    悪性リンパ腫
   消化管粘膜下
    GIST /神経鞘腫(シュワノーマ) /平滑筋腫 /異所性膵 /グロームス腫瘍
   肝臓腫瘍
   後腹膜腫瘍
    脂肪腫(lipoma)
5章 EUS-FNAの診断において病理医・細胞診専門医が知っておくべき知識
 (清水道生・永田耕治)
  1 膵臓病変の病理組織学的分類
  2 充実性病変(solid lesion)か嚢胞性病変(cystic lesion)かの認識
  3 細胞診の判定報告
  4 浸潤性膵管癌の“いわゆる特殊型”およびmixed neuroendocrine─non-neuroendocrine neoplasm(MiNEN)
  5 EUS-FNAにおける膵臓以外の病変に関して
  6 コンタミネーション(contamination)
  7 ピットフォールに陥りやすい症例
6章 免疫染色・疾患に準ずる抗体(疾患に関連する抗体)
 (内藤善哉)
  1 検体の処理と免疫染色法の手技の実際(特に酵素抗体間接法)
   1)検体の処理
   2)代表的な酵素抗体間接法
   3)染色手技の注意点
  2 EUS-FNAで対象となる疾患と抗体
   1)EUS-FNAで対象となる疾患
   2)膵管癌
   3)ACN
   4)NENsとSPN
   5)悪性リンパ腫
   6)GIST
   7)混合腫瘍
   8)IPMN/PanIN,IPNB/BilIN,MCNs(mucinous cystic neoplasms)
7章 臨床医に伝わる報告書の書き方
 (三橋智子)
  1 EUS-FNAで採取された組織診の報告様式
   1)提出検体
   2)背景の記述
   3)組織検査申込書に記載されている標的病変の確認
   4)標的組織採取量の確認
   5)記載
  2 EUS-FNAで採取された細胞診の報告様式
   1)検体の適正・不適正
   2)判定区分
   3)所見(異型度など),ないしは推定診断名
  3 細胞診報告書の例
   1)臨床的にNETもしくはSPNを疑う症例
   2)臨床的にIPMN由来癌もしくは併存癌を疑う症例
  4 病理診断報告書の例
   膵IPMN由来癌疑い

 今後の展望(廣岡保明)
 索引

目次

1章 EUS‐FNA総論
2章 EUSの適応、穿刺において内視鏡医、臨床医が知っておくべき事項
3章 実践的on‐siteとROSE
4章 EUS‐FNA標本作製と実践的スクリーニング、判定方法
5章 EUS‐FNAの診断において病理医・細胞診専門医が知っておくべき知識
6章 免疫染色・疾患に準ずる抗体(疾患に関連する抗体)
7章 臨床医に伝わる報告書の書き方

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