出版社内容情報
★「あなたの言葉が、心も体も傷つけている」
「漠然と頭の中がモヤモヤしがち」「つい不安や心配が先に立ち、心が重くなってしまう」
頭の中をめぐるネガティブなひとりごとは、心理学では「反すう」と呼ばれています。反すうは、体にも心を疲れさせ、ひとつもいいことはありません。本書は「考えすぎ」から上手に離れ、自分の心を自分で健やかに保つ方法を伝える本です。
★ストレス、SNS疲れ、孤独、「頭の中のひとり言」が増加する現代
・仕事のストレスを感じる人は8割以上(労働安全衛生調査 2024年)
・政府の調査で約40%の人が自分を孤独だと感じている。年代別では50代が最も高く、「しばしば・常にある」に限ると、男女とも20代、30代が高かった(2024年の孤独・孤立に関する実態調査)。
・10代~60代の7割が感じるSNS疲れや、人間関係の希薄化も「頭の中のひとりごと」が増える。
★心理学、脳科学に基づいて、「考えすぎ」から離れる方法、考え方を解説。
・著者は「心療内科医が教える本当の休み方」の鈴木裕介先生が優しく解説。
・「頭の中のひとりごと」から距離を置く方法を解説!(山本エクササイズ)
・反芻モードに入りやすいタイミングを知っておく
・嫌なことは、箱の中に入れる。(コンテイナーテクニック)
・忙しくするという生存戦略/家事で安定を得る/信頼できる人の近くにいる
【目次】
1章 頭の中のひとりごと、それは反芻という困った存在
2章 反すうに気づき、離れる方法
3章 反芻のスイッチを知ろう
4章 自分の感情は信頼できるもの?
5章 “こころ”はひとつじゃない ― 多面的な「私」と出会う