出版社内容情報
《内容》 地域に働く人々の健康・不健康の実態を労働の場から把握し,地域の特徴に応じた具体的な保健対策の必要性を読者に提起する書である。1・2章は地域に働く人々のための保健活動についてさまざまな取り組みのレポートであり,地域のなかの健康障害要因をとり除き,患者の治療や職場復帰へ向けて活動している保健婦をはじめ医療者の働きを浮きぼりにする。3章では,保健活動に取り組むうえでの基礎的な知識を紹介し,4・5章では,地域産業保健活動に関連する法規の解説をまじえながら具体的なアプローチの方法を提示している。