内容説明
苛酷な環境に分け入った者だけが出会うことの出来る、山の厳しさ、山の優しさ、山の美しさ。半世紀にわたり、世界の山を撮り歩いた山岳写真のパイオニアが、ふるさと日本の山への篤き想いを綴った自然讃歌。
目次
厳しい高山で子育てをするライチョウ
雲の上に咲く花
絶滅が危惧されたニホンカモシカ
豪雪をもたらす冬の季節風
緑のベールを山にかけるハイマツ
天空への憧れ
梅雨の山
高山の妖精ウスバキチョウ
今も残る氷河の痕跡
山をやさしく包むブナの森
生存を拒絶された木々森林限界
六華雪の造形
著者等紹介
水越武[ミズコシタケシ]
1938年愛知県豊橋市生まれ。現在、北海道川上郡弟子屈町在住の写真家。1958年東京農業大学林学科を中退した後、田淵行男氏に師事、27歳の時から写真を始める。フリーフォトグラファーとして、山岳を中心とした自然写真などが評価される、国際的山岳写真家である。写真集多数。1991年日本写真協会年度賞、1999年第18回土門拳賞、2008年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 洋書
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