出版社内容情報
《内容》 臨床現場に出るとすぐに必要なのは輸液の知識。その基本から応用までを,研修医・看護婦向けに解説し,輸液の入門書として高い評価を得てきた本の第3版。とくに近年変化の著しい高カロリー輸液の部分を大幅に改訂。 《目次》 1 輸液とは何か 2 浸透圧の話 3 ナトリウムの必要量について 4 基礎輸液の概念 5 維持輸液 6 輸液の指標としての検査データ 7 低ナトリウム血症の考えかた 8 高ナトリウム血症の考えかた 9 脱水症 10 輸液剤の種類 11 輸液のコツとは何か 12 輸液と栄養 13 輸液の速度 14 尿量のみかた 15 カリウム 16 「ある医師の思考過程」より 17 栄養輸液は難しい 18 高カロリー輸液の基礎知識 他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mukimi
9
スイスイ読めなくて三ヶ月くらいかかった…2015/08/01
シソーラス
2
輸液って、数字をこね回したらクリアカットにできるってもんじゃない。結局人体って定量化できないんだから、数時間ごとに患者さんの様子を見て、その都度軌道修正をしていこうぜ!っていう本/ Na, Kの1日必要量とか基礎的なこと+心構えを知るって意味で、輸液の1冊目には良いのかも2018/05/24
なかけー
2
輸液を勉強するのに良い入門書になるかと思い購入。初版は大分古い本(1981年)。考え方を紹介しているという点では、高・低ナトリウム血症など役に立ちそうな章もあったが、対象が学生とは少しずれていたか・・・。実際処方するようになってからまた読んでみよう。2011/03/09
ふーちゃん
1
看護師との対談形式。ポリクリ前に軽く読んで、輸液の考え方を知るのにはいいかも。2017/05/07
たろやま
1
簡単に読めてよい。「式やエビデンス()を捏ね回すより患者みろ、常識的に考えろ」ということかな。あとHyper/Hyponatoremiaの話はわかりやすかったと思う。2011/06/09