内容説明
本書には、疼痛緩和においてナースが積極的な役割を果たすために必要な最新の知識が過不足なくまとめられています。WHOが示した除痛の基本原則から、痛みのアセスメント方法、鎮痛薬の種類、投与方法、そして副作用対策まで、具体的で実践的な知識が網羅されています。
目次
がんの痛み治療法の確立と普及
モルヒネに対する誤解
がん患者の痛み治療に使う薬
WHO方式がん疼痛治療法
モルヒネ製剤の種類と特徴
モルヒネの投与法
モルヒネ以外のオピオイド製剤の特徴と使い方
オピオイド鎮痛薬の副作用と対策
鎮痛補助薬の種類と特徴
鎮痛薬使用で必要な患者指導
ナースに必要な麻薬管理の知識
麻薬(モルヒネなど)服用患者の海外旅行・海外出張
よくある質問とその回答
著者等紹介
森田雅之[モリタマサユキ]
神奈川県衛生看護専門学校付属病院薬剤科長、(社)神奈川県病院薬剤師会会長、神奈川県衛生看護専門学校助産師学科・第二看護学科・准看護学科講師
松本禎之[マツモトヨシユキ]
塩野義製薬株式会社学術情報部。1964年大阪薬科大学薬学部卒。同年塩野義製薬株式会社入社。1976年製品部(現学術情報部)に所属、主に抗がん剤を担当。1988年より抗がん剤およびがん疼痛治療薬の製品を担当
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