感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
香菜子(かなこ・Kanako)
19
そうだったのか! 精神科の病気 その人には何が起きていて、どうケアすると助けになるのか。中村 創先生の著書。統合失調症、うつ病、双極症、依存症、パーソナリティ症、発達障害、認知症、強迫症、不安症。精神科の病気は患者本人もケアする人も負担が大きい。統合失調症、うつ病、双極症、依存症、パーソナリティ症、発達障害、認知症、強迫症、不安症にどうケアすると助けになるのかを知るだけでも事態は良くなる。2024/05/01
やん
2
看護する人が書いた精神科の病気の本は初めて読んだ。門外漢でも得るものが多かった。症状の背後には本当の困り事があってそれが何なのか気づくのが大事とか、まず注意を引いてから簡潔な文章で話すとか(端折りすぎ)、普段の生活でも実は大切なことだ。医学書院の編集者だった白石正明さんは新聞のインタビュー記事で「ケアする人はケチくさくない」ととても含蓄のあることを語っていて、本書でもそのケチくさくない精神が溢れていた。こんな世界に軸を据えて生きていきたいよ。ケチくさく生きるのはやめにしたい(でも弱いから難しい)。2024/05/14
とわも
0
統合失調症、うつ病、双極症、依存症、パーソナリティ症、発達障害、認知症、強迫症、不安症について書かれていた。 患者さんの症状に対する見方が変わった。 症状をケアしていき、症状を分かち合うために、具体的にどうすれば良いのかや、うまくいかなかった経験談も掲載されていて良かった。2024/05/04