今度こそ読み通せる名著<br> アランの「幸福論」

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今度こそ読み通せる名著
アランの「幸福論」

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863101715
  • NDC分類 151.6
  • Cコード C0030

内容説明

悪い運命はない。自分の仕事をきちんとしよう。幸せだから笑うのではない。笑うから幸せなのだ。今のことだけ考えよう。苦しみはやがて和らいでいく。自分の気分に無関心になること。自分を愛する人のために、自分が幸せになる。―幸せに生きるための知恵。原典を大切にし、読みやすさを追求しました。

目次

名馬ブケファロス―ほんとうの原因を探す
刺激と怒り―体じゅうの力を抜いて得られるもの
神経衰弱―気分の浮き沈みはすべて体調次第
恐れは病気―恐怖心は病気を引き起こす
気で病む男―不機嫌にはほほえみを
医学―医者のおまじないとは
ほほえみ―無理にでもほほえむことは、不安やいらだちに効果的
心のしぐさ―幸せを演じることで悲劇から救われる
トレーニング―体を動かすと気分も変わる
不機嫌―不機嫌ではなく楽しい気分でいることで望みは叶う〔ほか〕

著者等紹介

アラン[アラン] [Alain]
フランスの哲学者。1868年ノルマンディー地方のモルターニュ生まれ。『幸福論』(原題:Propos sur le bonheur)は、ヒルティ、ラッセルの『幸福論』とともに世界三大幸福論と言われ、世界中で翻訳され、読み継がれている。教師として教壇に立つ一方、「芸術論集」等、多くの著作や論文を執筆した

笹根由恵[ササネヨシエ]
1975年神戸生まれ。フランス語通訳・翻訳家、フランス語・英語通訳案内士。オペラなどの歌劇からビジネス、各種スポーツの国際大会まで幅広い分野で通訳として従事。書籍の翻訳業務も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けぴ

28
P193 「悲観主義は気分によるもの。それに対し、楽観主義は意志の力によるもの」「どんな幸せも、意志の力と自制心から生まれる」P185 幸せになる方法 「自分の不幸を他人に対していっさい口にしない。愚痴をこぼしても、聞いた相手を悲しませるだけ」P97 旅 「名所から名所に駆け巡る。はたして本当に見たといえるか。景色のほんとうの豊かさは、その細部にある」100年以上前に書かれた作品ですが、現代でも当てはまるエッセンスが散りばめられた一冊。 2018/10/13

ひづる

9
100年前に書かれた名著。幸せを感じる為の考え方や方法が散りばめられている。話がよく飛ぶので少し読み辛いが、目が冴える名言は多い。幸せだから笑うのではない、笑うから幸せ。情念は思考では無く行動でコントロールできる。まずは信じること、期待はその次。自分の気分に無関心になる。怒りの正体は不安。悲観的な考えは錯覚。2017/06/03

サラダ

4
「今度こそ読み通せる名著」というシリーズの中の1冊です。読みやすく翻訳されていて、更に、訳者によって書かれた「はじめに」や各項目につけられた独自のサブタイトルも理解の助けになりました。シリーズ名のとおり、最後までストレスなく読めました。このシリーズの他の本も気になります。2019/05/13

まる

0
フランスの哲学者、アランの『幸福論』を翻訳したもの。今から100年以上前の著作なのに、今に通ずる考え方がたくさんあった。100年以上前の人たちも、今の人たちと同じようなことで悩んでいたのだろう。じっと悩むのではなく、体を動かしたり、幸せになるという意志を持って過ごしていくのが大切なのだと思った。2022/05/20

かすみ*

0
軽く流し見。 幸せだから笑うのではない。笑うから幸せなのだ。2022/04/18

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