感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
68
【絶賛推し!】長年喧伝してきた本書も16年が経過し、第3版が。クレーマー対策や援助者としてのアイデンティティの保ち方、当事者・家族に対峙する時のコツなど、「こんなこと、誰も教えてくれなかった」度は大幅アップ! 最終章は、「今さら聞きにくいQ&A」。大幅変更部分は4つ。①全面改稿。以前にはなかった項目や説明なども加えて、強力にパワーアップ。②「です」「ます」調の採用。③判型の変更~サイズを小さく。④猫濃度増強~第2版の表紙が評判よく、「猫本」と呼ぶ読者もいたそうで――。この本も伴走者は当然、白石正明さん。⇒2026/05/22
好きピそっくりおじさん・寺
58
春日武彦がこんな本を出しているとは知らなかった。しかもこの3版で全面的に改稿するそうだと聞いて読む事にした。私は別に精神科に勤めている訳ではないが、出てくる数々の症例は私の仕事に無関係ではない。しかしいざ読んでみると、どの病気も全部自分の事ではないかという気がしてくる。パーソナリティ障害なんて、どう考えても私だとしか思えない。認知症だって私に似ている。自分は春日先生の言うような「中途半端に堪えられる」人間でもない。私もいつ狂気の側に倒れるかわからない。それはさておき、春日先生のアドバイスは良い。良書。2020/09/14
こばまり
49
得心すること多く、頁をめくるのが楽しかった。精神科医の著作なのに医療に傾いていないのはさすが春日先生である。タイトルの援助者必携は伊達ではない。今年読んだ中で上位の「腹落本」に入ること間違いなし。2022/12/04
くさてる
21
改版のたびに読んできたのですが、今回は大幅に内容を書き直しているようです。が、全体のテイストは変わりなく、援助者にとって必要なチップスが凝縮されていて、読み物としても面白く、やっぱりお役立ちの一冊でした。おすすめです。2021/01/07
そのじつ
20
第一版と併読。大幅加筆編集とのことで、生まれ変わってます。新しいエピソードも興味深く、特に「高齢者の突飛な妄想」で出てくる天井裏や床下の住人の話は、様々な小説や怪談を思い出して思わず膝を打った。怖い話ではなく、安心するための現実世界との緩衝材を人は生み出すという話なのだ。異常な話を聞いて「人間が怖い」とつぶやくより、「人間ていじらしい」と思った方が生きやすい気がする。この本を読んでよかったと思う。2021/03/19




