JJNスペシャル
実践!臨床栄養 - 「治る力」を引き出す

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  • サイズ A4判/ページ数 300p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784260010306
  • NDC分類 498.58
  • Cコード C3347

出版社内容情報

治るための栄養、生きるための栄養

「どの栄養素を?」「どれだけ?」「どこから?」「どのように?」はもちろん、栄養サポートの基本の「なぜ?」がこの1冊でわかる臨床栄養ガイドの決定版。アセスメントやモニタリングではとくに何をみたらいいのか? 輸液・栄養剤投与を安全確実に実施するには? 合併症やトラブルの予防・対策は? などなど、NST活動のみならず、“毎日の栄養管理”にも役に立つ実践書。患者さんの「治る力」「生きる力」を引き出す仕組みをビジュアルに解説した。

目次
本書を読まれるみなさんへ
  執筆者一覧

 はじめに――治るための栄養、生きるための栄養

1章 臨床栄養管理をするまえに
 1 栄養管理のインパクト――4つの臨床栄養体験記
  【看護師編】
   奇跡の社会復帰――全身熱傷の患者を救った栄養管理と“大手術”
  【理学療法士編】
   栄養なくして、リハビリなし――リハビリテーションを変えた重大な気づき
  【医師編】
   経腸栄養のインパクト――ICUでの超重症患者の事例より
  【栄養士編】
   食べることは「生命」の根源――「食べる」意味を見直そう
 2 臨床栄養に必要な「消化」の知識
  食物の行く道をたどる――消化管の解剖と機能
  三大栄養素の「体内」への旅を追う――消化・吸収機能と栄養素の行方
  使えるならば、腸を使え!――経腸栄養>経静脈栄養のワケ
 3 臨床栄養に必要な「代謝」の知識
  生まれ変わる身体、姿を変える栄養素――生命を維持する「代謝」と病態
  三大栄養素、それぞれの役割――糖質、タンパク質、脂質の「代謝」

2章 「臨床栄養」とは、何をすることか?
 1 「臨床栄養」とは?――看護師の役割
 2 臨床栄養のプロセス① 栄養スクリーニング
 3 臨床栄養のプロセス② 栄養アセスメント
  いつする? なぜする? 誰がする?――栄養アセスメントの意義
  主観的栄養評価(SGA)と客観的栄養評価
   ――アセスメントツール(評価項目の意味と測定方法)
 4 臨床栄養のプロセス③ 栄養プランニング
  どの道を選ぶか?――栄養管理法(投与ルート)の選択
  何をどれだけ入れるか?――栄養投与成分の決定(成分プランニング)
 5 臨床栄養のプロセス④ アウトカム評価

3章 全科共通! 栄養管理計画の7大ポイント
 1 褥瘡
 2 摂食・嚥下障害
 3 感染症
 4 周術期・集中治療
 5 呼吸障害
 6 終末期
 7 高齢者

4章 臓器・疾患別栄養管理計画
 1 脳:脳卒中
 2 心臓:心不全
 3 肺:COPD
 4 消化管:食道がん
 5 肝臓:慢性肝炎・肝硬変
 6 腎臓:透析期腎不全・ネフローゼ症候群
 7 膵臓:糖尿病
 8 骨:大腿骨頸部骨折
 9 皮膚:外傷・熱傷

5章 安全・確実・安楽な 臨床栄養管理の「実施」
 1 臨床栄養管理「実施」における看護師の役割
 2 輸液・経腸栄養剤の成分を知る重要性
 3 投与経路別「実施」のポイント
  【経静脈栄養①】末梢静脈栄養
  【経静脈栄養②】中心静脈栄養
  【経腸栄養①】経鼻経管栄養
  【経腸栄養②】胃ろう・腸ろう
 4 栄養管理に伴う合併症の予防と対策
 5 栄養剤の変更・投与経路の変更に伴うトラブルシューティング

  用語索引