出版社内容情報
農薬・化学肥料に頼らない連作ワザが満載。
菜園家を悩ませる連作障害。むやみに怖がるのではなく、科学的根拠に基づいた原因と対策を知ることが大切です。
その上で対策を講じれば、野菜の品質も良くなり、収量も増やすことができます。
本書は、連作障害が起きる仕組みから、土づくり、連作に強いおすすめ品種や植え合わせなど予防法まで、イラストで詳しく解説。
野菜づくりがさらに楽しくなります。
目次
1章 連作障害はどうして起こる?(そもそも「連作」とは?;「これって連作障害?」診断チャート;連作障害の主な症状 ほか)
2章 野菜別連作障害予防・対処のワザ(野菜残渣を鋤き込む(すべての野菜)
籾殻くん炭を鋤き込む(アブラナ・ヒユ科を除く野菜)
米ぬかを鋤き込む(多くの野菜) ほか)
3章 めざせ!連作の達人(新常識!連作のすすめ;連作Q&A;農家の連作ワザに学ぼう ほか)
著者等紹介
木嶋利男[キジマトシオ]
1948年、栃木県生まれ。東京大学農学博士。栃木県農業試験場生物工学部長、自然農法大学校長を経て、現在はMOA自然農法文化事業団理事。科学技術庁長官賞、全国農業試験場会長賞などを受賞。有機農業・伝承農法などの研究・実証を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みさどん
16
家庭菜園にも役立つ技がいくつもあって、へえーっとなる。温暖化の熱さのせいで、マルチの下はすごい高温。タマネギやニンニクの葉がおかしくなって、張るのをやめようかとも思っている。でも、雨水の跳ね返りが防げるのがいいそう。たくさんメモに取った。実際にそれを忘れず生かせるかがポイント。虫や菌を防ぐより、強い土壌にしたいな。2022/04/21
carl
15
実行できそうな事が解りやすく書かれています。 栽培が上手くいかない原因、理由から始まり 解決、防御方法等詳しく読みやすかった 覚えきるまでシーズン毎に読み返し必須。2021/08/13
snow
1
本当は輪作していったほうがいいのだろうけど、狭い場所ではなかなか難しく連作ができないのだろうか、と思っていたので参考になります。肥料よりも土づくり。いかに微生物さんたちの力で土をよくしてもらい、植物に育ってもらうか。本書を参考にあせらず、つねに感謝の心を忘れずにいきたい。2022/09/28
ひろろん
1
家庭菜園初心者としてはタメになる内容が多く載ってて勉強になった。これから色々実践したい。2022/05/29