言語学者列伝―近代言語学史を飾った天才・異才たちの実像

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  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784255005461
  • NDC分類 801.02
  • Cコード C0097

目次

1(ウィリアム・ジョーンズ(1746‐1794)―インドとヨーロッパを結び付けた男
ヤーコプ・グリム(1785‐1863)―童話の大家はグリムの法則の発見者
フランツ・ボップ(1791‐1867)―恵まれた研究環境の中で才能を開花させた印欧語比較文法の祖
ヘンリー・スウィート(1845‐1912)―自分にも他人にも甘くなかったSWEET先生
フランツ・ボアズ(1858‐1942)―弟子たちからパパ・フランツと呼ばれたアメリカ文化人類学の父
オットー・イエスペルセン(1860‐1943)―英語国民よりも英語を愛し、英語研究で名を残したデンマーク人
アントワーヌ・メイエ(1866‐1936)―20世紀を代表する文献学者、言語学者にしてフランス語の名文家
カール・ダーリング・バック(1866‐1955)―学生の人気など意に介さなかったアメリカ印欧語学の創始者)
2(マン島の言語と社会;イングランドにおけるケルト語系地名について)

著者等紹介

樋口時弘[ヒグチトキヒロ]
1934年、東京生まれ。言語学(形態論・語彙論)専攻。筑波大学名誉教授。ケンブリッジ大学(セント・ジョンズコレッジ)visiting scholar、早稲田大学・立教大学・玉川大学・日本大学などの兼任講師を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ず〜

1
何人かの著名な言語学者の列伝。人選に偏りあり。でも、天才でさえ努力を怠らなかったんだなと再確認できた。周囲とうまくやっていくことの重要さも。人間関係が下手なせいで本人だけでなく学問領域全体も損失を被ったことがあるということに驚いた。巻末に訳者の研究が付いていた。言語学に馴染みのない人が参考にできるように付けたらしいが、専門知識のない人に読みこなせる内容ではないだろうと思った。2017/10/21

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