出版社内容情報
多数の図(200)を駆使してエネルギー論的アプローチにより,ヒトの身体活動とその能力を明快に解説。〔内容〕パワーとは何か/人体エンジンのパワー/筋肉の特性と出力パワー/パワーの発育発達とトレーニング/人体エンジンの効率/他
【目次】
0. パワーとは何か
1. 人体エンジンのパワー
1.1 人体エンジンの構造と働き
1.2 エアロビックパワーとアネロビックパワー
2. 筋肉の特性と出力パワー
2.1 力と速度の法則性と筋パワー
2.2 筋パワーの測定法
2.3 筋の組成と筋パワー
2.4 スポーツ選手の筋パワー
2.5 種々運動の出力パワー
3. パワーの発育発達とトレーニング
3.1 発育に伴うパワーの発達
3.2 トレーニングによるパワーの発達
4. 人体エンジンの効率
4.1 効率の定義と評価法
4.2 筋運動の負荷条件と効率
4.3 歩・走運動のエネルギーの効率
4.4 スポーツのパフォーマンスと効率
5. 文 献
6. 索 引
内容説明
人のからだを自動車にたとえ、筋肉をエンジンに擬することは、本書の主題である「パワーと効率」を単純化してとらえるのにまことに好都合である。このように筋肉をエンジンに対応させると、パワーはエンジンの“馬力”に、効率はいわゆる“燃費”に当たる。自動車の性能を語るのに馬力と燃費が無視できないのと同様に、パワーと効率を無視して運動体としての身体ないしその機能を語ることはできない。こうした観点に立つエネルギー論的アプローチが、ヒトの身体活動やその能力の理解にいくらかでも役立てば幸いである。
目次
序章 パワーとは何か
第1部 人体エンジンのパワー(人体エンジンの構造と働き;エアロビックパワーとアネロビックパワー)
第2部 筋肉の特性と出力パワー(力と速度の法則性と筋パワー;筋パワーの測定法;筋の組成と筋パワー;スポーツ選手の筋パワー;種々運動の出力パワー)
第3部 パワーの発育発達とトレーニング(発育に伴うパワーの発達;トレーニングによるパワーの発達)
第4部 人体エンジンの効率(効率の定義と評価法;筋運動の負荷条件と効率;歩・走運動のエネルギーと効率;スポーツのパフォーマンスと効率)
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