目次
第1章 顔
第2章 ランニングと心臓血管系
第3章 やせる
第4章 筋運動の種類とフィジカル・フィットネス
第5章 渇き
第6章 陶酔状態(ランナーズ・ユーフォリー、ランナーズ・ハイ)
第7章 ランニングと性格
第8章 ランニングの弊害
第9章 犬山マラソン
第10章 私にも一言いわせて―家内からの一言
著者等紹介
久保田競[クボタキソウ]
1932年大阪府に生まれる。1957年東京大学医学部卒業。1964年東京大学大学院生物系研究科第一基礎医学専門課程(神経生理学)修了。1967年京都大学霊長類研究所助教授。1973年京都大学霊長類研究所教授。1982‐84年、90‐96年京都大学霊長類研究所所長。1996年日本福祉大学情報社会科学部教授。2004年日本福祉大学大学院情報・経営開発研究科教授。現在、国際医学技術専門学校副校長。京都大学名誉教授。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やまてる
1
意外とお茶目な本だった。文字とグラフや表ばかり。読むのをやめようかと思った。しかし、大脳生理学者のランニングに対する情熱を感じる内容で、すんなり読めた。47歳の誕生日頃、長生きや健康のために走り出したのが、「ランニングこそが、わが人生」と思うほど、ランニングにのめりこむ。フォームや練習方法、レースへの意気込みなど全くない。距離ではなく、1日30分以上のランニング、楽しく走ることを推奨。元肥満だった著者が語る「たのしみのランニング」は、ふつうの人に受け入れやすい、最も身近なランニングに感じた。2013/11/24
コギドッグ
0
図書館でふと手の取った本。1981年初版,2009年に新装版が出版されています。今でこそフィジカル・フィットネスという言葉は世に浸透しているけれども30年以上前にこの著者がフィットネスとは?という意味から丁寧に説明してくれています。ランニングが身体にどのように好影響を与えるか自らの体験と脳・神経生理学者としての学識からわかりやすく書かれている本です。楽しく読める本です。2014/01/27
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- 和書
- 大きな玉ねぎの下で