出版社内容情報
発達心理学の歴史から今日的課題までわかりやすく解説した教科書。〔内容〕歴史的背景/目標と方法/発達の一般的原理/身体と運動能力の発達/知覚と記憶能力の発達/言語・概念と思考・知能の発達/自己形成/発達の遅滞,測定と評価/他
【目次】
1. 発達心理学の成立
1.1 発達心理学の目標
1.2 発達心理学の歴史
1.3 記述的分析と説明的分析
2. 発達心理学の方法
2.1 発達心理学の方法
2.2 発達研究のための縦断的方法と横断的方法
3. 発達の一般的原理
3.1 心理学的発達の視点:個体性,環境,および時間
3.2 幼少時体験の影響:行動的変化の恒常性と変化
3.3 遺伝と環境:行動遺伝学的アプローチ
3.4 個人差と環境条件:遺伝要因と環境要因の交互作用
3.5 コホート効果:世代と時代の交互作用
3.6 分化と統合:構造化の過程としての発達
4. 身体と運動機能の発達
4.1 身体と運動機能と体力
4.2 人間における身体発達の特殊性
4.3 身体発達における個人差と性差
4.4 身体と運動機能の発達過程
4.5 身体発達と環境
4.6 身体・運動機能の発達と精神発達
5. 知覚と記憶能力の発達
5.1 知覚の発達
5.2 記憶能力の発達
6. 言語の発達
6.1 ことばの前の対人関係
6.2 ことばの獲得
6.3 読むこと・書くこと
7. 概念と思考の発達
7.1 概念と思考の発達とは
7.2 乳児期の概念と思考の発達
7.3 幼児期の概念と思考の発達
7.4 学習期の概念と思考の発達
8. 知能の発達
8.1 知能の定義と発達的変化
8.2 知能の因子構造論
8.3 知能の生涯発達曲線
8.4 知能の発達と環境条件
8.5 知能の発達と認知機能の構造的変化
9. 自己形成(個性の展開)
9.1 自己形成とは
9.2 乳児期の自己形成
9.3 幼児期の自己形成
9.4 学童期の自己形成
9.5 青年期の自己形成
10. 社会的行動の発達
10.1 社会的行動と社会化
10.2 乳児期の社会的行動の発達
10.3 幼児期の社会的行動
10.4 学童期の社会的行動の発達
11. 発達の障害
11.1 障害とは
11.2 様々の発達障害
11.3 障害者の発達と教育・治療
12. 発達の測定と評価
12.1 測 定
12.2 評 価
13. 付 録
14. 文 献
15. 索 引
【著者】
石 井 富美子, 大日向 達 子
並 木 博, 藤 谷 智 子
福 本 俊, 向 井 敦 子
内容説明
本書は、4年制大学や短期大学での乳幼児心理学、児童心理学および発達心理学の学習用テキストとして編集されたものですが、「人間発達」を理解するための解説書として、広く一般の読者の関心にも応えられるよう配慮されています。
目次
1 発達心理学の成立
2 発達心理学の方法
3 発達の一般的原理
4 身体と運動機能の発達
5 知覚と記憶能力の発達
6 言語の発達
7 概念と思考の発達
8 知能の発達
9 自己形成(個性の展開)
10 社会的行動の発達
11 発達の障害
12 発達の測定と評価