目次
第1章 森林微生物に関する研究の歴史(はじめに;森林土壌の生成と微生物;植物リターの分解と微生物;植物リターの分解と“土壌動物-微生物”の関係;土壌の肥沃性を支配する微生物の探索;菌根共生の重要性の発見;“森林を脅かす微生物”の研究;森林昆虫と微生物が木を枯らす;昆虫と微生物の消化(栄養)共生系の解明
昆虫を殺す微生物
微生物と昆虫の新たな関係)
第2章 微生物が関与する森林の栄養連鎖―植物との関係を中心に―(森林における栄養連鎖と“微生物‐植物”の関係;植物リターの分解にともなって何が起こるのか ほか)
第3章 微生物が関与する森林の栄養連鎖―動物との関係を中心に―(微生物と動物の相互依存関係;森林生態系における食物連鎖 ほか)
第4章 微生物を利用した森林生物の繁殖戦略(森林生物の繁殖戦略と微生物;共生の概念 ほか)
第5章 微生物が動かす森林生態系(森林生態系の駆動因子としての微生物;昆虫の大発生―昆虫の流行病と植物の防御― ほか)
著者等紹介
二井一禎[フタイカズヨシ]
1947年京都府に生まれる。現在、京都大学名誉教授。農学博士。専攻:農林生物学
肘井直樹[ヒジイナオキ]
1957年愛知県に生まれる。現在、名古屋大学名誉教授。農学博士。専攻:森林保護学、森林生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



