ポプラ・ウイング・ブックス
崖の国物語〈5〉最後の空賊

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  • サイズ A5判/ページ数 549p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591082287
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

少年ルークは深森の謎を解く探索の旅へ。つらい旅と訓練を終えて深森に分け入ったルークが、そこで見い出したものとは!?

内容説明

トウィッグ船長とカウルクエイプが崖の国を救ってから五十年―崖の国には、新たな危機が訪れていた。「石の巣病」の流行で、浮遊石が浮力を失ってしまった。空賊の時代は終わった―。地下の図書館司書学会下級司書の少年ルークは、思いもかけず司書勲士に選ばれた。深森の奥にある「自由の森」へとおもむき、訓練を受けて深森の謎を探る学究の旅にすべてを捧げるのだ。しかしその自由の地にも邪悪な「闇の守護聖団」の魔手が忍び寄っていた。困難を乗り越えてようやく探索の旅に出発したルークが、深森の深奥で出会ったのは―!?予想を超えた新たなる展開でますます目が離せない“崖の国物語”感動の第五部!10代~一般対象。

著者等紹介

スチュワート,ポール[スチュワート,ポール][Stewart,Paul]
1955年ロンドン生まれ。ランカスター大学と東アングリア大学で創作を学び、ファンタジー、ホラーから絵本、サッカー少年の物語まで、さまざまなジャンルで人気を博している。現在、ブライトンに小学校教師の妻と二人の息子と住んでいる

リデル,クリス[リデル,クリス][Riddell,Chris]
南アフリカ生まれ。専門学校でイラストレーションを学んだのち、経済紙のマンガをはじめ、幅広い分野で活躍している。『海賊日誌―少年ジェイク、帆船に乗る』(岩波書店)で2002年のケイト・グリーナウェイ賞を受賞

唐沢則幸[カラサワノリユキ]
1958年生まれ、長野県出身、青山学院大学卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

86
本巻は、第3巻の後日談にあたる。トウィッグが、大嵐から神聖都市サンクタフラスクを救い、崖の国そのものを再生させてから、50年という月日が経過した世界。サンクタフラスクも新しく建設しなおし、新たなる空中都市になるかに見えた。しかし、『石の巣病』という災いが降りかかり、浮遊石が効果を失ってしまう。そこで鉄筋で都市を支えることとなり、さらに飛空船が飛ばなくなってしまった。崖の国の様相が大きく変わってしまった。懐かしいメンバーが、かなり御年を召して、再登場する。物語は完結しておらず、次巻へと続く。2015/05/31

くろり - しろくろりちよ

3
ルーク3部作の始まり。時代はトゥイッグより後になり、浮遊石は石の巣病にかかり浮力を失くしてしまう。その時代、旧地上町の地下で大図書館を守り続けるルーク属する図書館司書学会と、対立する夜の守護聖団。ルークはオオハグレグマの研究のため地下を出て深森へ。東オオモズ市場、自由の森…そして今回なんといっても魅力的なのが登場人物たち。劣等感を抱えたフェリックス、同じく司書勲士の率直で優しいマグダ、夜の守護聖団に属しながら罪悪感を抱くザンス、もちろん懐かしい顔ぶれも。今までになく内側に迫ったルーク3部作。続きが楽しみ。2012/12/24

フィヨンカ

3
ルークの冒険の始まりであり、トウィッグの冒険の終わり。2010/06/15

樹燐

2
これがシリーズの中で一番好きかもしれない(´∀`)2010/07/04

ならりくらり

2
楽しんで読めた。やはり崖の国は深森の描写が面白いと感じる。2009/04/25

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