出版社内容情報
その成分の機能や効果が注目を集めている茶について，栽培学・食品学・化学・薬学・製茶など広い立場からアプローチ。〔内容〕茶の科学史／茶の栽培とバイテク／茶の加工科学／茶の化学／茶の機能／茶の生産・利用・需給／茶の科学の展望
【目次】
1. 茶の科学史
2. 茶の栽培とバイオテクノロジー
2.1 茶の品種と栽培
2.2 茶樹の植物栄養
2.3 茶樹の生化学
2.4 茶の病虫害と防除
3. 茶の加工科学
3.1 荒茶の製造
3.2 茶の仕上加工
3.3 茶の包装と保蔵
3.4 茶の二次加工とその製品
3.5 調理への茶の利用
4. 茶の化学
4.1 茶の化学成分とその含有量
4.2 茶の香気成分
4.3 茶の味の成分
4.4 茶のポリフェノール
5. 茶の機能
5.1 茶の抗酸化作用
5.2 茶の抗突然変異・抗癌作用
5.3 疫学的にみた茶の癌予防効果と抗腫瘍作用
5.4 茶の血中コレステロール低下作用
5.5 茶の抗菌・抗虫歯・抗ウイルス効果
5.6 茶の血圧上昇抑制効果
5.7 茶の血小板凝集抑制作用
5.8 カフェインの生理的作用
6. 茶の生産と需要
6.1 茶の生産
6.2 茶の需要
7. 茶の科学の展望
7.1 茶科学の生産，流通加工，消費面からの展望
7.2 茶の生理機能研究のまとめと展望
8. 索 引
【編集者】
村 松 敬一郎
【著者】
伊 奈 和 夫， 岩 淺 潔
池ケ谷 賢次郎， 小 國 伊太郎
大 石 貞 男， 大 森 正 司
小 泊 重 洋， 小 西 茂 毅
竹 尾 忠 一， 富 田 勲
中 川 致 之， 中 村 順 行
中 村 好 志， 並 木 和 子
西 岡 五 夫， 原 征 彦
南 廣 子， 村 松 敬一郎
内容説明
本書は、茶の食品機能の研究面のめざましい近年の進捗を背景に、茶の科学全般にわたる研究情況の紹介を意図して編まれたものである。茶の機能の解説にかなりの紙面をあてたが、茶の栽培・育種学、植物栄養・生化学、加工科学、食品化学など、茶科学の主要分野をできるだけ網羅し、体系的に最新の知見を提供するように配慮した。
目次
１ 茶の科学史
２ 茶の栽培とバイオテクノロジー
３ 茶の加工科学
４ 茶の化学
５ 茶の機能
６ 茶の生産と需要
７ 茶の科学の展望
