出版社内容情報
上田充・安中雅彦・鴇田昌之・高原茂・岡野光夫・菊池明彦・松方美樹・鈴木淳史著。◆21世紀の高分子の化学工業に対応し,基礎的事項から高機能材料まで環境的側面にも配慮して解説した教科書。
内容説明
本書では、高分子化学を勉強するに当たってまず必須な、合成反応プロセス、得られた高分子の物性、高分子のキャラクタリゼーションを基礎項目として記述した。続いて、工業的利用として、エンジニアリングプラスチックに代表される高性能高分子材料、感光性高分子を中心とする光材料、生体適合性高分子、生体外医療材料などを包含した生命医療材料、そして、高分子化学の環境保全への前向きな努力の現状を示す環境材料をとりあげた。
目次
1 合成反応プロセス
2 高分子の性質
2 高性能高分子材料
4 光と高分子
5 生命医療材料
6 環境材料
著者等紹介
山岡亜夫[ヤマオカツグオ]
1939年神奈川県に生まれる。1962年千葉大学工学部写真印刷工業科卒業。現在、千葉大学工学部情報画像工学科教授。理学博士
上田充[ウエダミツル]
東京工業大学大学院理工学研究科有機・高分子物質専攻教授
安中雅彦[アンナカマサヒコ]
九州大学大学院理学研究院化学部門教授
鴇田昌之[トキタマサユキ]
九州大学大学院理学研究院物理学部門教授
高原茂[タカハラシゲル]
千葉大学工学部情報画像工学科助教授
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