出版社内容情報
近年，電磁波によるコンピュータやロボットの誤動作や故障，航空機内での電子機器の使用制限，生体への影響など，“電磁波”は社会的な問題にまでなっている。本書は，学問的にしっかりした基礎的解説と，現場での利用者を意識した実用的記述をひとつにまとめた総合的事典。〔内容〕基礎理論／ノイズの発生，伝搬・結合／ノイズ対策技術の基礎／ノイズ対策部品／ノイズ対策技術の応用／設置環境／ノイズ対策シミュレーション技術／測定・試験・規格／生体電磁環境
【目次】
1. 基礎理論
1.1 電磁気学
1.2 電気回路
1.3 電子回路
1.4 アンテナ理論
1.5 雑音理論
2. ノイズの発生、伝搬・結合
2.1 ノイズの発生
2.2 ノイズの伝搬・結合
3. ノイズ対策技術の基礎
3.1 線路
3.2 フィルタ
3.3 グラウンディング
3.4 シールド
3.5 吸収
3.6 アイソレーションと信号変換
3.7 金属磁性
4. ノイズ対策部品
4.1 伝導性対策部品
4.2 電磁波対策部品
4.3 静電気障害とその対策―生産ラインにおける―
5. ノイズ対策技術の応用
5.1 IC（集積回路）の選択と使い方
5.2 プリント基板におけるノイズ対策
5.3 電源におけるノイズ対策
5.4 実装、配線におけるノイズ対策
5.5 ノイズ対策の考え方と進め方
6. 設置環境
6.1 電磁環境
6.2 電磁環境対策
6.3 都市におけるテレビ受信障害対策
6.4 テンペスト
7. ノイズ対策シミュレーション技術
7.1 電磁界シミュレーション技術の基礎
7.2 電磁界シミュレータによるモデリング
7.3 放射ノイズのシミュレーション
7.4 エキスパートシステム
7.5 ノイズシミュレーションとEMC設計
8. 測定・試験・規格
8.1 EMCに関する測定・試験
8.2 測定器
8.3 測定用プローブ
8.4 統計処理
8.5 イミュニティ試験機器
8.6 測定設備
8.7 材料特性測定
8.8 測定・試験規格
9. 生体電磁環境
9.1 電磁界と生体
9.2 直流磁界の生体影響
9.3 直流電界・低周波電界の生体影響
9.4 高周波電磁界の生体影響
9.5 電磁界の測定評価
9.6 電磁界の生体安全性
9.7 電磁界の生体防護
10. 索引
【編集者】
上 芳 夫， 佐 藤 由 郎
杉 浦 行， 瀬 戸 信 二
仁 田 周 一， 藤 原 修
【著者】
雨 宮 不二雄， 伊 坂 勝 生
井 上 浩， 岩 崎 厚 夫
岩 崎 俊， 池 田 哲 夫
碓 井 有 三， 上 野 照 剛
上 村 佳 嗣， 越 後 宏
海老根 一 英， 王 建 青
岡 村 万春夫， 大 西 一 範
河 崎 善一郎， 勝 野 超 史
上 芳 夫， 桑 原 伸 夫
小 林 邦 勝， 佐 藤 憲 一
佐 藤 正 治， 佐 藤 由 郎
坂 本 幸 夫， 酒 井 忠 雄
斉 藤 亮 治， 櫻 井 秋 久
澤 谷 邦 男， 篠 塚 隆
渋 谷 昇， 重 田 政 雄
庄 山 正 仁， 清 水 孝 一
島 田 寛， 杉 浦 行
瀬 戸 信 二， 早 福 敏 明
高 田 潤 一， 高 橋 丈 博
多 氣 昌 生， 遠 矢 弘 和
戸 田 幸 生， 徳 丸 仁
中 山 法 也， 長 澤 庸 二
内 藤 紘， 仁 田 周 一
西 方 敦 博， 二 宮 保
沼 口 敏 一， 野 島 俊 雄
橋 本 修， 橋 本 康 雄
畠 山 賢 一， 服 部 光 男
林 則 行， 平 田 源 二
藤 原 修， 芳 賀 昭
本 田 幸 雄， 松 井 則 夫
松 永 茂 樹， 前 花 芳 夫
宮 本 伸 一， 森 田 哲 三
森 永 規 彦， 山 浦 逸 雄
山 崎 博 久， 山 中 幸 雄
矢ヶ崎 昭 彦， 渡 部 誠 二
和 田 修 己
目次
１ 基礎理論
２ ノイズの発生，伝搬・結合
３ ノイズ対策技術の基礎
４ ノイズ対策部品
５ ノイズ対策技術の応用
６ 設置環境
７ ノイズ対策シミュレーション技術
８ 測定・試験・規格
９ 生体電磁環境
