出版社内容情報
人間生活にもっとも関係深い地表付近の大気境界層で起こる気象現象を,関連諸分野に応用がきくよう具体的に解説。〔内容〕大気境界層の理論/不均一な地表面の影響(局地風,山谷風,海陸風など)/都市環境(熱収支,ビルキャノピーなど)
内容説明
人間が生活をしている地表付近では、どのような法則が気象を支配しているのであろうか。人間活動が活発になってきて地表面を人工的に変えたことがどのように気象に影響を与えているのであろうか。本書は特にこの2点に注目して現在までに得られた知識をまとめた。
目次
1 大気境界層(接地層;エクマン層 ほか)
2 不均一な地表面の影響(線形論でみる局地風;海陸風と山谷風 ほか)
3 都市環境(熱収支;地表面条件と気温の日変化 ほか)
4 大気汚染と気象(ガウス分布型モデル;対流境界層中の拡散 ほか)
著者等紹介
木村龍治[キムラリュウジ]
東京大学海洋研究所
近藤裕昭[コンドウヒロアキ]
1979年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。現在、独立行政法人産業技術総合研究所環境管理研究部門大気環境評価研究グループグループ長(理学博士)。専門は気象学
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