出版社内容情報
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近年,急速に進展している文化財科学は,歴史科学と自然科学諸分野の研究が交叉し,行き交う広場の役割を果たしている。この科学の広汎な全貌をコンパクトに平易にまとめた総合事典が本書である。専門家70名による7編に分けられた180項目の解説は,増加する博物館・学芸員にとってハンディで必須な常備事典となるであろう。〔内容〕文化財の保護/材料からみた文化財/文化財保存の科学と技術/文化財の画像観察法/文化財の計測法/古代人間生活の研究法/用語解説/年表
内容説明
本書では、21世紀の飛躍発展のために、20世紀最後の四半世紀に生まれ育った「文化財科学」がどのような内容をもっているかを事典の形でまとめた。
目次
1 文化財の保護
2 材料からみた文化財
3 文化財保存の科学と技術
4 文化財の画像観察法
5 文化財の計測法
6 古代人間生活の研究法
7 年表
8 用語解説
著者等紹介
馬淵久夫[マブチヒサオ]
くらしき作陽大学食文化学部長/東京文化財研究所名誉研究員
杉下龍一郎[スギシタリュウイチロウ]
東京芸術大学名誉教授/中国敦煌研究院名誉教授
三輪嘉六[ミワカロク]
九州国立博物館(仮)設立準備室長
沢田正昭[サワダマサアキ]
筑波大学芸術学系教授
三浦定俊[ミウラサダトシ]
東京文化財研究所協力調整官/東京芸術大学美術研究科教授
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