脳と意識

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脳と意識

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  • サイズ A5判/ページ数 283p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784254101447
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C3040

出版社内容情報

本書は急速に進展している脳の高次機能解明の流れの中で,注目を集めだした意識の諸機能を,視野の中に注意の研究を捉えながら学際的アプローチにおいて提示する。〔内容〕脳と意識/覚醒/バインディング問題/身体システムと意識/記憶他

【目次】
1. 脳と意識:最近の研究動向 ―脳と視覚的アウェアネス―
 1.1 脳と意識
 1.2 意識の3階層
 1.3 意識を考える3つの視点
 1.4 意識のモデル
 1.5 意識と意図
 1.6 意識とワーキング・メモリ
 1.7 意識の量子論
 1.8 視覚的アウェアネス―V1に意識はあるか?
2. 覚醒
 2.1 意識と皮質下機構
 2.2 調節機構
 2.3 液性調節機構
3. バインディング(脳の情報統合)問題
 3.1 意識と共鳴結合仮説
 3.2 感覚統合とセンサフュージョン
4. 身体システムと意識
 4.1 体性感覚と意識
5. 記憶システムと意識
 5.1 ワーキング・メモリと意識
 5.2 潜在意識と記憶
6. 注意システムと意識
 6.1 視覚的注意とクロスモーダルアテンション
 6.2 選択的注意と事象関連電位
7. 大脳両半球と意識
 7.1 分離脳と意識
 7.2 脳梁の自然損傷例および外科的全切断例における離断性無視の出現 ―ヒトにおける空間性注意機能―
8. 自己意識の問題
 8.1 脳と自己意識
 8.2 自己意識の系統発生
 8.3 視覚・触覚の統合過程と自己意識:逆さめがねの世界
9. 索 引

【編集者】
苧 阪 直 行
【著者】
井上村 徳 子, 岩 村 吉 晃
石 川 正 俊, 沖 田 庸 嵩
苧 阪 直 行, 川 口   潤
柏 木 あさ子, 澤 口 俊 之
杉 下 守 弘, 船 橋 新太郎
松 沢 哲 郎, 松 本 修 文
前 田 敏 博, 宮 内   哲
吉 村 浩 一

内容説明

本書は、最近急速に進展している脳の高次機能解明の流れのなかで、注目を集めだした意識の諸機能を、注意の研究をその視野の中に捉えながら学際的アプローチにおいて考えようとするものである。

目次

1 脳と意識―最近の研究動向 脳と視覚的アウェアネス
2 覚醒
3 バインディング(脳の情報統合)問題
4 身体システムと意識
5 記憶システムと意識
6 注意システムと意識
7 大脳両半球と意識
8 自己意識の問題