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出版社内容情報
人類が地球に住めなくなった未来。長命な新人類“ネオテニイ”の一員であるアラタ、ターラ、シーザー、ルイの四人組はかつて“緑人症”という奇病をめぐり、ある“喪失”を経験した。数年後、大人へと成長したネオテニイたちは各々の想いを胸に、未来への決断を下し…きみの“物語(ストーリア)”は完結へと至る。今巻ではその本編では語りつくせなかった番外編を5編収録。150年前、地球に住めなくなった人類とソウイチロウが体験した、未曾有の真実を…ここに記す。本編へと繋がる驚愕のシリーズ前日譚!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さとみん
9
まず扉絵とタイトルロゴが少女マンガ風なことに驚き、次にそもそもこれは少女マンガだったことを思い出した。そんな戸惑いから始まった番外編は本編とは違い地球を舞台にした物語。人類が地球を離れた成り行きと、ソウイチロウが人類の過保護な管理者になった理由がよく分かる。そしてExtra4~6では感情を揺さぶられっぱなしだった。番外編まで見届けられては本当に幸せ。2021/08/20
かおりっくま
8
本編もそうだったが、この番外編もとてもSF魂を揺さぶられる。夜ちゃん、かわいそうだよ。残酷だよ。でもしかたなかったんだよね。と母親魂も揺さぶられる2022/10/16
チューリップ
6
まだ地球にいた頃のソウイチロウの話がメインな番外編巻。他にはアラタの弟の大地とターラの親戚のキュビィエとジラフとライオンの話も収録。どうして人類はコクーンに行く事になったのかが分かって最初から読み返したくなったな。ダフネー症の始まりは海果さんなのかなと思ったけどどうなんだろう。特別に憧れた夜は特別になったけどちゃんとそこで勉強して先の未来に繋げたんだなってのも分かって好きなキャラだったな。コクーン社会だと愛は猥雑なものってなっているけどソウイチロウは愛のある人なんだなと印象変わった。ジラフの話も良かった。2021/11/07
psy
4
今巻もとても面白く興味深く。番外編。そうかーそうだったのかーと思いつつ読了。思わずすぐ読み返してしまったり。数学、宇宙の共通言語・・・そう、そうですよね・・・うう・・・とか思ってしまいましたがw(E = mc2!)皆さんが幸せになれルように、との願いが詰まった物語だったと思います。番外編、まだまだ出来そうな感じではありますが。あったら嬉しいですが、この終わり方も素敵でした。次作を楽しみに。2021/08/16
伽羅
3
1〜8巻を復習しながら読みました。大地はなんとなく、見かけそのままの人間ではない気がしていたのですっきりした。しかしなるほど、そことそこが……夜も好きだった。2021/08/18