出版社内容情報
ある日の夜のこと。恐竜博物館の天野研究員は足元にある石にぶつかる。
よく見ると、な、なんとそれは展示されているカメの化石が動いているのだった!しかも話ができる!?カメの化石は「長老」と名乗り、自分の甲羅の化石を探しているとか。その日から夜になると、様々な化石が動き出しはじめた。虫歯を治療して欲しい化石、ケンカをする凶暴な肉食恐竜の化石などなど、夜の恐竜博物館は大騒ぎに!そんな中、博物館によく見学にくる小学生博文と天野は出会う。次第に交流を深める2人だが、博文には悩んでいることがあった。中国人の母親が文化の違いからトラブルになることがあり、それを友達から馬鹿にされていたのだ。争う化石達、悩む博文、それぞれに交流を深める天野研究員が気づいたのは、それぞれ個性があってそれを認め合うということだった…。
内容説明
ある日の夜のこと。恐竜博物館の天野研究員は足元にある石にぶつかる。よく見ると、なんとそれは展示されているカメの化石が動いているのだった!しかも話ができる!?その日から夜になると、様々な化石が動き出すという事態に。そんな中、博物館によく見学にくる小学生博文と天野は出会う。次第に交流を深める2人だが、博文には悩んでいることがあった…。
著者等紹介
別司芳子[ベッシヨシコ]
福井県に生まれる。「でこぼこ凸凹あいうえお」(のち『凸凹あいうえおの手紙』と改題し、くもん出版より出版)で第23回小川未明文学賞優秀賞受賞。日本児童文学者協会・日本児童文芸家協会・日本子どもの本研究会会員
ながおかえつこ[ナガオカエツコ]
大阪生まれ、金沢美術工芸大学卒。メーカー勤務の後、グラフィックデザイナーを経てイラストレーターとして独立。現在は絵本作家・イラストレーター、手作りの雑貨制作をする傍ら夫と珈琲豆焙煎所を経営中。主な仕事に絵本挿絵・月刊絵本イラスト・雑誌イラスト・パッケージ用イラスト・児童画講師など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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