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出版社内容情報
密室の中で一夜にしてミイラになるという怪死事件、その謎を鮮やかに解き明かすホームズ。そして、最後に残った「つね61」の暗号に漱石が挑む。すべての謎が明らかとなり、漱石は日本への帰路に就く。感動のクライマックス!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麦ちゃんの下僕
125
ホームズが挑んだ「ミイラ事件」をワトスン/夏目漱石各々の視点から描いた異色のパスティーシュ…ついに完結!事件の真相についてはツッコミどころも多々ありますが(笑)…部屋を密室にした理由はなかなか興味深かったですね。そして何より、嶋星さんが描くホームズ&漱石の“表情”が魅力的すぎます!劇的なシーンの数々の演出も実に冴えていて、まさにコミカライズの“意義”が遺憾なく発揮された最終巻でした!原作も今すぐ読みたいところですが…ホームズの“正典”&漱石の著作を何冊かずつ読んでからチャレンジしてみたいと思います(笑)2021/11/10
雨
27
ホームズを高笑いさせた男。前巻でかなりヤバかったホームズがきちんと紳士として夏目を送り出す。 何だかんだでワトソンと仲良しなのがいいよね。島田先生のホームズも好き。2021/11/09
餅屋
6
1984年作品のコミカライズ4冊目▲不可能かと思われた難事件のすべての謎が明かされる。ホームズと漱石の別れの時、ホームズが見せた衝撃の姿とは!?▼コミック発売済みと気づかず原作を先に読んでしまいましたが、過不足のない原作に忠実なコミカライズだということが分かりました。頭を打って正常化したホームズは、とても良い人でした。漱石とワトソンの相互理解とともに、起きた事象やルックスなどが一致してきたように思えました。事件の解明も叙述トリックかと思いきや、良質な本格ミステリでした。ラストは感動の大団円(2021年)2022/01/18
コリエル
5
完結。奇矯なホームズと令利なホームズの2つを楽しめるお得な作品だった。御手洗くんの原型はホームズにありということかなと思わせる一作。2021/10/21
davi
0
すべての伏線を回収して感動の大団円。2023/07/31