プリンセスコミックス<br> 青野赤原-室町足利伝-

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プリンセスコミックス
青野赤原-室町足利伝-

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  • サイズ コミック判/ページ数 182p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784253193085
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミユ

42
正直、足利氏や室町幕府などこの辺の時代はよくわからない。せいぜい初代の尊氏や弟の高義、日野富子や今参局、足利義輝、義昭くらい…。公方とか関東管領とかややこしいのだけどなかなか面白く、興味深く読めました。河村さんにしては今回は恋愛系はほとんどない(笑)持氏の遺児、足利安王丸・春王丸の兄弟の話は悲しい。まだほんの10歳と8歳なのに健気すぎる…。2016/07/07

16
室町時代蠱毒壺。足利持氏から彼の息子二人が亡くなるまで。この二人の安王丸と春王丸が賢すぎて、聡すぎて、優しすぎて、殺されると分かっているだけにageられればageられるだけ辛い。ホントに辛かった。上杉禅秀がやったことはアレなんだけど、途中経過で迷い悩むいいおっちゃんとして描かれていて、結果は変わらないだけになんというか…。辛い。ともかく辛い。衣食足りて礼節を知るじゃないけども、食糧自給率が達せられることって大事だよなあと中世を見るたびに思うのであった。2015/03/14

getsuki

4
ありそうでなかった室町期の短編集。足利一族は身内に対する扱いがアレなのでどんなお話になるんだろう?と思っていましたが、いつもの河村さんで安心しました。義持公があんな人になるとはw関東公方を巡る争いのやるせなさは……安王丸の健気さが救いであり、また痛ましい。2012/07/10

兎に角うさぎ

3
同族嫌いあう足利一族の話。持氏から始まり持氏の息子2人の話で終わる(最後の話は別シリーズ)。「白兎赤烏」が一番切ない。2人の兄弟が結城に迷惑をかけることになることを心配し、脱走したところを結城の家臣・水谷伊勢守に引き止められ、2人は結城家で利発に成長してしまったことが運の尽き…(泣)。「伊勢守みたいな大人になりたかったけど、残念です(一部略)」という春王丸の台詞に泣いた…。上杉憲実は「足利学校」「金沢文庫」が有名だけど、こんなについていない人生だったとは知らなかったです。2012/07/10

なつき

3
足利さんちは鎌倉公方とか京都とかいて訳わからんとか思ってましたが、少し分かったような分からないような。鎌倉時代が好きだったので室町は敵だー!と勝手に嫌ってましたが好きになりそう(笑) 誰も彼も不幸そうな足利さんちですが、初代尊氏だって弟と争ったし。愛しながらも争うことになるのは足利さんの宿命か。すれ違う想いが哀しすぎる。上杉憲実の見方が180度変わりました。2012/03/18

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