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出版社内容情報
貴族令嬢・ルーナとのデートを経て、彼女から深くなつかれていく中、それを見た同級生の貴族令嬢・エレナから俺は家へ招待される。その招待状で縁談のにおわせまでされてしまい!?
「簡単な話よ。あなたと一緒に過ごしたいの。『すぐに帰らないで』ってこと……」
恥ずかしがりつつも、強く誘ってくれるエレナに応え、俺は家にお邪魔し、エレナの部屋で二人っきりで過ごすことになる。
そうしてエレナ・ルーナと二人の貴族令嬢との距離が縮まっていく中、専属侍女のシアもなんだか甘えたがってるようで――
麗しく品のある。貴族令嬢たちとの甘々学園ラブコメ、第2弾
内容説明
貴族令嬢・ルーナとのデートを経て、彼女から深くなつかれていく中、それを見た同級生の貴族令嬢・エレナから俺は家へ招待される。その招待状で縁談のにおわせまでされてしまい!?「簡単な話よ。あなたと一緒に過ごしたいの。『すぐに帰らないで』ってこと…」恥ずかしがりつつも、強く誘ってくれるエレナに応え、俺は家にお邪魔し、エレナの部屋で二人っきりで過ごすことになる。そうしてエレナ、ルーナと二人の貴族令嬢との距離が縮まっていく中、専属侍女のシアもなんだか甘えたがっているようで―麗しく品のある貴族令嬢たちとの甘々学園ラブコメ、第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
32
貴族令嬢ルーナとのデートを経て、彼女から深く懐かれるようになったベレト。そんな彼が同級生の貴族令嬢エレナの弟アランにアドバイスしたことで、父の伯爵から家へ招待される第二弾。成績優秀者が推薦される王宮のメイドよりも、ベレトに仕え続けたいと意思表明する専属侍女シア。彼女への対応をアドバイスし、エレナの父の招待状の中身を見てしまってモヤモヤを積み重ねるルーナ。様々な配慮はできるのに、エレナも含めたヒロインたちの好意には鈍感なベレトという構図で、ヒロインたちも覚悟を決めた続刊がターニングポイントになりそうですね。2023/05/20
まっさん
22
★★★ 良かったです。 物語は転生前のベレトの悪行から生まれる負のイメージを徐々に払拭しつつある彼が、ルーナやエレナ、シアなどの周りの女性達との距離を少しずつ縮めていくお話でした。 夏乃実先生の作品はこの和やかな雰囲気のラブコメ調が好みなのですが、今巻でもその魅力が遺憾無く発揮されていました。貴族社会を舞台とした作品ではありますが、侯爵子息であるベレトと男爵令嬢であるルーナとの複雑な関係性であったり、そんか彼に仕える一介の従者であるシアの難しい立場なんかを意識させられる事もなく、とにかく難しい話は置い→2023/05/24
真白優樹
14
ルーナの中で思いが膨らんでいく中、エレナの父親からの招待状を受け取る今巻。―――巡りだす思いが動く時、少女達の戦いが始まる。 前巻で動きがあまりなかったエレナが本格的に動き出し彼女の父親からも認められることにより、彼女との距離がどんどん縮まっていく巻であり、ルーナやシアの思いも動き出し、勝負の時が迫りだす巻である。巡り来るのは晩餐会、そこに集うは少女達。果たして鈍感なベレトを取り巻く少女達の人間関係は何処へ進むのか。全員で幸せになる道と言うのはあるのだろうか。 次巻も須らく期待であるべし。2023/05/23
rotti619
12
封建制度の強い世界に、現代常識を持った主人公が転生して平等に接し始めたことから皆に懐かれるお話第2巻。伯爵令嬢で幼馴染であるエレナの父親に招待されるお話がメイン。相変わらずベレトの良い人物像と恋愛の鈍感さによる周りのやきもきが心地よい。エレナだけでなく、ルーナ・シアの両名がそれぞれ異なる慕い方で接してくるので、今巻も終始心地よい空気に包まれていた。前回で唯一不満だった挿絵の品質について、今回はなんと”挿絵自体がゼロ”だったが、表紙・口絵の3枚は極めて美しい出来に仕上がっている。2023/06/04
リク@ぼっち党員
9
超絶鈍感なのは相変わらずだけど、それが原因でヒロインを見境なく落としていく感じにはならなそうで安心した。今回はエレナとルーナが中心で、シアは隙間にちょこちょこって感じだったけど、それでも際立つ存在感よ。従者としての誇りを持ってるから主張しすぎないので、バランスは取れてるかな。ルーナとか初心ながら思ったよりも積極的で、エレナも気にかけてるので、バチバチになり過ぎず安定していた。普通に一夫多妻がある世界なので仲良しハーレムエンドもあるか?2023/05/31