内容説明
キミの一歩を応援する、みずみずしいエッセイ。異文化にふれ、多様性を知ることで、広がる新しい世界へ―。
目次
第一章 いま夢中になっているものは?(チェスで夢を描く;何度でも立ち上がれ! ほか)
第二章 子どもたちに生きる力を(十三歳の少女の訴え;おばあちゃんたちの運動会)
第三章 地球の未来のために(古着をアフリカに捨てないで;ライオンを守りたい)
第四章 教育がアフリカの将来を変える(学校が大好き、給食も楽しみ;教室から夢を見つけたい)
著者等紹介
味田村太郎[ミタムラタロウ]
NHK記者。慶應義塾大学在学中よりアフリカで支援活動を行う。2014年から、初代ヨハネスブルク支局長として、アフリカ30か国以上で取材。紛争で苦しむ人々や、野生動物をめぐる問題、子どもたちの教育について取材を行う。『この世界からサイがいなくなってしまう―アフリカでサイを守る人たち』にて、「第8回子どものための感動ノンフィクション大賞」最優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mayuko Kamiwada
9
海外に在住する著者が自身の体験をもとに描かれたシリーズ。今作は著者がアフリカで体験したことが書かれている。アフリカというとどういうイメージがあるだろうか。ライオンやゾウなど野生動物たちが草原にいるイメージが強く、そこで暮らす人々がどんな生活をしているのか想像がつかない人もいるだろう。アフリカで暮らしが描かれてる中で、一番驚いたのはゴミの問題だ。ゴミ処理やリサイクルの仕組みが整っておらず、ゴミが分解されることなく山となっていることからその問題を解決すべく活動している人たちの動きを知ることができた。2025/05/09