出版社内容情報
世界史の巨大なうねりの中の昭和の歴史を、政治・経済の角度からだけでなく、思想や生活、文化の領域にまで広げて複合的に描き出す。書き下ろし1500枚の力作。
内容説明
政治・経済・社会・文化を複合的にとらえた書き下ろし1500枚の現代史。
目次
序章 第一次世界大戦の衝撃
第1章 ひよわなデモクラシー
第2章 「非常時」から「準戦時」へ
第3章 軍服と軍刀の時代
第4章 「大東亜共栄圏」の夢
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ともふく
5
20年ぶり再読。客観的描写で文章がすっと頭に入ってくる。戦前の歴史を学んで思うのは、人間は扇動にとても弱いということ。また、関東軍をおさえられなかったのは信賞必罰の不徹底に起因しており、これがいかに大切かということ。そして、大戦の重大な決定がなんとなく行われてしまう日本的意思決定のあやふやさ。今の組織にも当てはまると思う。2016/11/30
ひ※ろ
1
★★★★★2014/02/16
tuppo
0
昭和史と言うから包括的なものを期待したが政治史一辺倒で内容的に特に面白いところはなかった。既に数あるんだから書きやすいだろうけど他のものと同じ。2012/11/21