出版社内容情報
新型コロナウイルスは社会の姿を一変させた。
このウイルスに感染すると、風邪のような症状だけで済むこともあれば、
肺炎を発症し、命を落とすこともある。
症状が全くない人からもうつることが分かり、不安は募るばかり。
こうした状況で一番大切なのは、この感染症を正しく理解し、正しく恐れること。
「肺炎」については、誰もがその名前を知っているが、実態を理解している人は少ない。
そもそも肺炎はどのような病気か、なぜ肺炎で亡くなる人が多いのか。
新型コロナウイルスによる肺炎は、これまでとは何が違うのか。
なぜ、一気に悪化してあっという間に亡くなる人がいるのか。
肺炎を避け、予防するにはどうすればいいのか――。
呼吸器内科医として肺炎と向き合って30年、
実際に新型コロナの肺炎患者も診察し、テレビにもたびたび出演する、
池袋大谷クリニック院長の大谷義夫さんが解説する。
肺炎は、新型コロナウイルスに関わらず、日本人にとって身近な怖い病気だ。
現在、日本では年間で13万人を超える人が肺炎で亡くなっている。
新型コロナウイルスによる肺炎を正しく恐れることができれば、
将来の肺炎対策につながり、日本人の健康長寿に貢献できるのだ。
内容説明
新型コロナウイルスは社会の姿を一変させた。この状況で重要なのは、この感染症を正しく理解し、正しく恐れること。新型コロナの肺炎は、これまでとは何が違うのか。なぜ一気に悪化するのか。家庭内感染を防ぐには?ワクチン・治療薬は?最前線で闘う呼吸器内科医が解説する。
目次
第1章 新型コロナウイルスによる肺炎は、これまでと何が違ったのか?
第2章 かからない、うつさないために
第3章 リスクの高い人、低い人の違い
第4章 日本人はなぜ肺炎で死ぬ人が多いのか
第5章 「最期は肺炎」を避けるために今すぐやるべきこと
第6章 実録・新型コロナにかかった医師
著者等紹介
大谷義夫[オオタニヨシオ]
池袋大谷クリニック院長。2005年に東京医科歯科大学呼吸器内科医局長に就任。米国ミシガン大学に留学などを経て、2009年に池袋大谷クリニックを開院。全国屈指の呼吸器内科の患者数を誇る。呼吸器内科のスペシャリストとしてテレビ等で情報発信を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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A.T
けい子
読人
モーリー
yumani